ヘアサロンでのチップ

Posted on 10月 15, 2011 in 生活 | 9 comments

Lady bugレストランで15%〜というのは、ちょっと慣れてきました。
でもヘアサロン。分からない。。。

チップはお客の判断に任されているだけに、相場や決まりなどを知っていないと、知らないうちに自分が「ひどい人」になっていたり、多く払いすぎて損している人になったりするので、できたら避けたいですよね。

で、検索するけど、人によって様々(え〜〜!なんでカナダ人も悩んでるのよ?)。
レストランと同じように15〜20%という人もいれば、10%前後という人もいる。
値段に限らず$5という人もいれば、払わないという人もいる。
切ってくれる人とシャンプーしてくれる人に別々に払う人もいる。
サロンオーナーにはチップは払わなくて良いというのは、いくつかの場所で書いてあったので、これはかなり確実な決まりっぽいけど、お客からしたら、切ってくれる人がオーナーかどうかなんて、はっきり言って関係ないのにね。チップに余裕のない人はオーナー指名しましょう!オーナーは腕があって元値が高いかもしれませんが〜笑。じゃあ雇われマネージャーだったらどうするの?とか、って話にもなる。

チップに関するいろんな人の意見を見ていると、面白いし勉強になる。
ヘアスタイリストも、チップがないと生活に困る、とか、チップを払う余裕がない人は来ないで、とか、かなり切羽詰まっているコメントがあった。チップなしの人が戻って来たら、もしかして自分の技術のベストを尽くさないかも、とか言っている人も。
サービス向上のためにチップ制度があるというのは、わかるけど、でもやっぱりチップがなくても笑顔でサービスを提供する日本に育った私には、やっぱりわからないなー。
日本だったら、よいサービスを受けたら、また来るし、友達にも話す。そういう形でビジネスが盛り上がるじゃないですか。

ビジネスオーナーが税金を逃れるためにチップ制度がある、と言っている人もいた。チップには税金がかからないから、チップという形で収益になったほうがいいんですね。いやでもやっぱり雇われている方からしたら、チップに依存した生活はつらいと思う。
チップをもらえない職業もあるしね。このあたり、誰も説明できないのですよ。

香港では旧正月に職場の独身の同僚やアパートの管理人さんにお年玉をあげる習慣がありますが、アパートの清掃しているおばちゃんには、あげたとしても金額が少なかったり、会わなかったらあげなくていいや的な、気持ちがあったりします。なぜならあまり会わないから。でも毎日アパートを掃除してくれているじゃない?このあたりはどう説明するのか。

1000円とか2000円のサービスを受けただけだったら、チップを多く払ってもたかが知れているじゃないですか。これが高額になったときが問題なんです。
例えば、カットとカラーとパーマをやって30,000円かかったとします。満足なサービスでした。
10%だったら3000円、20%だったら6000円をさらにチップとして払うことになります。10%にするか20%にするかというのは重要な問題です。だから行く前に調べていたんです。

でも調べた結果がこんなんで、いろいろなんだな、ということがわかっただけで、よくわからないまま、行ってしまいました。

今日カットとパーマをやりました。けっこう満足な結果。サービスもよかったです。
ウクライナ出身の女の子がシャンプー、パーマ、カット、お会計まで全部世話してくれました。
若干ハタチ。若い。。。でも一応3年の経験があるあらしいです。
お会計しました。
11%ぐらいのチップを渡そうとしました。

すると、なんと予想外の反応!!!!

「多すぎます!」

えっ???

私がおつりでもらって手ににぎっている$5を指差して、それで充分みたいなことを言います。

日本人みたいな謙虚な子だなーーー!といたく感動いたしました。
ということで、もちろん$5じゃ少なすぎるので、8%ぐらいを置いてきました。

この反応を見ると10%以上チップ払っている人はほとんどいないと見た。
面白いと思える反面、こんなことで悩んでいる時間が惜しいかもとも思えます。。。

 

9 Comments

  1. てんとう虫の横の文章を読んでいた時、なんだかてんとう虫が動いてる(歩いてる)錯角を起こしてしまったよ。
    私もレストランのチップは慣れて来たけど美容院のチップは戸惑います。 カットから会計までしてくれたカナダ人の前でチップの計算をしていたら、”いいよ、いいよ。”って言われて、日本人かい?って。良くして貰ったし払ったんだけどね。会計が違う人だったら余計チップ払いにくいのはあるかな。 レストランも最近は働いた人達(厨房の人達も)で山分けしてるって話も聞くしね、じゃあなんのためにテーブル担当がいるのか、その人達が一生懸命サービスしてくれたりするのにね。 考えると結構腑に落ちないことあるけど、一応カナダの習慣だからと思ってるよ。

    • 動くてんとう虫、、、あはは、格子柄がそうさせたのかな。。。
      う〜ん、なるほどね。やっぱりけっこう微妙なんだね。謙虚でいい人もいるんだね。
      バンクーバーのどこかの日本語の掲示板見ていたら、美容師が日本人だったら払わないという人もいたよ。それも変だよね?カナダのシステムの中で働いているわけだから、日本人だから払わなくて良い、というのは変だと思う。

      • 日本人だったら払わないって酷いね。 ウェイトレスと美容師は低賃金で働いてるからチップは大事だよ。って聞いたよ。 だから日本人だから払わないは、習慣じゃない人達に払わないって理解は間違いだよね。

        • ホントですよね。ここはカナダなんですからね。郷に行けば、、、ということで。

  2. 「習慣じゃない人達に払わないって理解は間違いだよね。」
    そうそう、そうですよねぇ!
    σ(゚・゚*)ンート・・・そうするとぉ、払う習慣のない人は
    ( ̄ー☆キラリーン・・・払わなくて良いってこと・・・ですよね?

    • ( ̄ー☆キラリーン

  3. こんにちは!
    ブログも書いてらしたんですね。
    わかりますチップ・・・わたしも悩みます。
    北米はほんとにチップが面倒・・・・
    ヘアーサロン、カットしてもらってるのは日本人で、わたしは10%くらい渡してます。
    でも「多過ぎる」なんて言われるの、めずらしいですねえ。

    • あろあろさん、コメントありがとうございます〜。そうなんです、エドモントンへの引っ越しを機に最近始めました。特にBCは税金も高いからダブルパンチですよね。。。10%ぐらいですね。参考になります。やっぱり珍しいんですか。じゃ、やっぱりサービス良かったら10%以上って感じですかね〜。

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