7月23日(月)
“News” by 日系アメリカ人アーティスト Isamu Noguchi氏作 (1940) @ Rockefeller Plaza
ロックフェラー・センター(Rockefeller Center)のトップ・オブ・ザ・ロックに上りに行きました。
隣はNBCスタジオやRadio Cityがありました。NBCというとDavid Lettermanのショーが思い浮かびますが、サタデーナイトライブもここ。Conan O’Brienのショーもここなんですね。
David Lettermanのショーも夫はチケットを狙っていましたが、すごく人気みたいで取れなかったようです。
この方がロックフェラーさんなのですね。ふむふむ。
67階はなぜかガラス張りです。でも広々としていてこちらも開放感あり。
セントラル・パークも近く感じます。ちょっとガスっていますけどね。
トップ・オブ・ザ・ロックはなにがいいかというと、エンパイアを望むことができ、一番上の70階は、柵やガラスがなく開放的、という点。突風が吹いているとちょっとつらいかもしれませんが、でも写真もきれいに撮れて満足!
ロックフェラーのビルの下の方はレストランやカフェ、本屋、靴磨き屋などがあり、ビジネスマンがひっきりなしに出たり入ったり。
テレビ関係の人も多く働いてるのでしょうね。複合ビルで、地下でつながっている感じでした。迷子になりそう。あとでガイドブックをよく読んだら、全長約3kmの大ショッピング街だということです。すごい。
ロックフェラーのクリスマスツリーがよくNYの表的なクリスマスツリーとしてよくテレビに映りますよね。冬以外はツリーはないようです。夫は冬も来たいなー、なんて言っています。
この周辺はアートデコなアートがいろんなところに潜んでいます。夫がトップ・オブ・ザ・ロックで買った本を早速広げて、実際にアートを見て回りました。
私はどちらというと、アートデコの前のアールヌーボー(Art Nouveau)の雰囲気の方が好きなのですが、「アート・デコ」も好きです。
ホントは日本語ではフランス語読みで「アール・デコ(Art Déco)」というらしいですが、英語で読むとアート・デコです。
私たちはヨーロッパではリーガでアールヌーボーに出会い、ステキな衝撃を受けました。
そのあとチェコでアルフォンス・ミュシャに出会い、さらにいいな〜、と。
子どものころ、私は妖精や占いの本が好きで、そういう本の中で挿絵的に使われていた絵の、あの雰囲気です。伝統的なタロットの絵柄とかもアールヌーボーなのが多いのではないでしょうか。
アールヌーボーな街や通りを歩くのが大好きです。ホントおしゃれ〜と思います。
この日は夫が購入したばかりの本が活用され、アートをフルに楽しむことができ大満足でした。
クライスラー・ビルもアートデコの傑作。クライスラーの車のパーツを連想させるデザインで作れており、今はもうクライスラーの会社は入ってないらしいですが、ここもビルのロビーを見るだけでも楽しいです。夫はNYで一番好きなビルはクライスラー・ビルと言っています。
日陰でもけっこう暑いのですが、せっかくロックフェラーにいるので、冬はスケート場になっているこのRock Center Cafeでランチを食べました。暑いからサラダみたいなさっぱりしたものしか食べたくなくなります。
こういったアートデコがたくさんあるのですが、高いところにあるものも多く、知らずに通り過ぎている人も多々!もったいない。。。
それから私たちはアルゴンキンホテル(Algonquin Hotel)というホテルに行きました。歴史ある高級ホテルで、ロビーにはバーがあります。このバーには有名な「アルゴンキンのラウンド・テーブル」というものがあります。私は知らなかったのですが、1919-29ぐらいに売れっ子のライターメンバー(コラムニスト、作家、劇作家など)が集まっておしゃべりしながらお酒をたくさん飲んでいた(笑)というところです。市立図書館のLunch Our NYCという展示会で、New Yorkerという雑誌に関するコーナーもあり、そこで初めてこの丸テーブルのことを私は知りました。New Yorkerという雑誌もこの丸テーブルがきっかけに、メンバーのHarold Ross氏により生まれたようです。
高級ホテルだからカクテルもそれなりのお値段。雰囲気を味わうために1杯だけ。。。
これがアルゴンキンのラウンド・テーブル↓
ミュージカル「マイ・フェア・レディー」の台本はここのホテルで書かれそうです。
歩いていると源吉兆庵、発見(香港にも有り)!
高級菓子なので、いくつも買えませんが、やっぱり草餅系に惹かれ、二人で3つ購入。
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