11月18日(日)はレナード・コーエンのコンサートに行きました。
場所はRexall Placeというホッケー競技場。今シーズンはプロ・ホッケーNHLがストライキ中(厳密にはロックアウト)で、今年は国民はホッケーが楽しめない模様。だから競技場も使用されずにもったいない。破産に追い込まれるのでは?と思ってしまうんですが、とりあえず、こうやってコンサートの会場と使われていれば大丈夫なのですかね。
レナード・コーエンはなんと78歳。(OK! とりあえず、うちの祖母よりも若い)
シンガーソングライターであるほかに、詩人、小説家でもある。
カナダ人。
カナダ人にしては珍しい厳格なユダヤ教の家庭に生まれる。
シンガーソングライターとしてのデビューは遅めで30歳ごろ。
禅マスター。
昔、鬱でアルコールやドラッグにかなり溺れたらしいですが、禅のおかげ?売れたおかげ?心の持ちよう?78歳なのに、ステージには走って出てきて、こちらが仰天!帰りはスキップでステージを去って行きました。見た目、ハッスルおじいちゃん!という感じ。でも、渋いですよ、やっぱり。歌も陰がある詩で有名な歌手ですし。
この日、昼間、歌詞を見ながらニューアルバムを聴きました。なかなか歌詞を見ながらじっくり英語の歌を聴くという時間が普段は取れないので、良い勉強になりました。
以下、多少ネタバレあり!
前座なしの正味3時間半?のステージ(2部構成+アンコールたくさん)!!
高かったチケットもその価値は充分ありました(ASKAさんのコンサート2回近く行けちゃう)。
印象的だったのは、間奏で演奏メンバーのソロのときなどに、その演奏者の方を向き、帽子を取って胸に当てている姿。その演奏者が奏でる音が神聖なものであると感じ、それをリスペクトしていること。シンガーはいつも協力してくれる演奏者に感謝はしていると思うけど、こんな風に露骨にリスペクトされると、演奏者もむずむずするものがあるのではないでしょうか。とっても紳士だなぁと思った点でした。
バンドのメンバーもその道に卓越した人揃いだったようで、本当に神聖なものを聴いている感じはしました。
歌い方については、数曲、詩を朗読するように歌っている曲がありました。歳を取ったから、そういう歌い方が楽なのか、それともそういうスタイルの曲なのか、ちょっと不明です。
彼の歌は数曲大好きな曲はありますが、そんなに私、熱心なファンというわけはなく、知らない歌は知りません。夫は熱心なファンで、全アルバム持っており、1曲1曲解説してくれました。
途中2曲は女性コーラスの人たちだけのパフォーマンスでした。レナード・コーエンさんは(リスペクトしながら)聴いているだけ。笑
ギターは昔から弾いているようですが、キーボードも弾いていました。割と簡単なフレーズで、片手弾きだったのが、ちょっと弾けるようになったから聴いてくれよ〜、と言っている感じで、かわいかったです。
ところで、このコンサートのチケットが届いた日、大家さんがそれを受け取りました。で、大家さんに呼ばれました。大家さんも実はチケット買っていて、名前が隠れていたので、間違って開けてしまった、と。大家さんの誕生日がコンサートの次の日とからしく。私もコンサートの直前に誕生日なんです!と、こんなところで誕生日が近いことを知りました。大家さんもお誕生日おめでとうございます。笑
大家さんは60代だと思うので、レナードコーエン好きでも全然変じゃないですね。実際、客層は40~70代が多かったのではないでしょうか。
わ〜〜、今月はギターも買ったし、ポールマッカートニーのコンサートも行くし、ミュージック三昧な月!
追記:後日、熱心なファンの方からブログで写真を使って良いか聞かれたので、承諾したら、私の感想まで引用してくれました。
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