Jaundice (黄疸)

Posted on 10月 27, 2013 in 子育て | 0 comments

出産後、最初の10日間はこんな感じでした。↓

 

7月16日(火)

ルルの検査後、Jaundice(黄疸)との診断を受け、もう1泊することに。生まれたての赤ちゃんにはよくあることだからそんなに心配しなくてよいとのことだけど、まだ家に帰れないということが残念。
黄疸ってなんだったっけ?肌の黄色さを話しているので、黄色くなる病気(症状)なのだろう。。。
青白いライトでの治療。夜ずっとライトを当てて治療。部屋の温度は寒くはないけれど、裸だとちょっと寒いのではないか、ライトは暖かいけど、直接当たると暑いのではないか、など、ルルが心配・・。ライトから目を守るために目隠しするのだけど、ルルが頭を左右にちょっとでも動かすと、その目隠しがどんどんずれていって、かなり役立たずな目隠し・・・。簡単に後ろ前になってしまう。

私の方はオマタが痛くて、座るにもゆっくり座らないと痛い衝撃が・・。なので、痛み止めをもらう。かなりやわらぐ。

ルルは私のベッドの隣で、ライト治療を受けていたけど、ライト機具のタイマーの音が時々鳴ったり、2時間ぐらいごとに看護婦が来るし、目隠しのずれを直したり、うとうとはできても1時間以上続けて寝ることはできなかった。ルルが泣くと、授乳の試み。乳、ちゃんと出るのかな〜?
ん〜、やっぱり出ないので、病院で配布している液体のフォーミュラを与えてみるけど、10ml程度しか飲んでくれず。。。この液体フォーミュラ便利。でも、開封して赤ちゃんが口を付けた後は、1時間で全部飲ませてしまうか、残ったら衛生の面から捨てなくてはならないらしい。冷蔵庫で保存すると1日ぐらいは保つらしいけど。

とりあえず、生まれたばかりの赤ちゃんは胃はさくらんぼほどしかないらしいし、最初の1日2日は体に蓄えていた栄養があるので、そんなに母乳を飲まなくても大丈夫らしい。
それでも2〜3時間おきには母乳をトライ。

 

7月17日(水)

朝、10:30に帰宅の許可がルルともに出た!ヤッタ!早くおうちに帰ろう〜〜!
初めてのカーシート。
IMG_4043
ルルを連れて初めてのおうち。午後1時に帰宅。
ルルちゃん、ここがおうちだよ〜。ようこそ〜〜!!

Alberta Health Servicesから電話があり、フォローアップに訪問看護婦が必要か聞かれ、来てもらうことにした。
おっぱいを吸われると痛いし、ほかにも指導してほしいことや、ルルの様態に問題がないか見てもらいたかったので。

初めてのお風呂。
IMG_4056

夜は手巻き寿司ってプチお祝い。

 

7月18日(木)

10時に若い看護婦さんが来てくれた。2時間も滞在してくれた。ありがたや。
ルルのおっぱいの吸い方がまだ未発達で、吸われると痛い。
吸い方をうまく誘導するために何度もやり直しして、ルルは泣き叫ぶし、私も辛かった。でも練習しないと私は痛いままで、乳もよく出ないままになってしまうので、がんばる。それでも乳はほとんどまだ出ていない様子なので、午後、フォーミュラを買いにいくことに。
看護婦さんは黄疸が薄くなっているから大丈夫そうと言っていたし、私たちも大丈夫だろうと思った。
念のため、明日の朝も電話するので、訪問看護婦が必要だったら、また来るとのこと。
午後、フォーミュラを買いに行き、見つけたけど、それに付属するニップルが売っていない。とりあえず、うちにある、お友達にいただいた哺乳瓶のニップルがはまるかどうかやってみたら、はまった!それを使ってフォーミュラを与えてみるけど、1日に1本(60ml)をやっと飲んでくれたのみ。でもこれじゃ全然足りないらしい。。。母親に痛いおっぱいマッサージをほどこしてもらう。乳腺つまらないようにとのことでマッサージするらしいんだけど、すっごい痛かった。世の中のお母さんたちはみんなこんな痛い思いして母乳を出すのか!とちょっとショック。先は長そう。。。

The 3rd day

The 3rd day

The 3rd day

 

7月19日(金)

9時に電話が来た。やっぱりこの日も来てもらうことにした。10時に。今度は別の看護婦さん。
この日もおっぱいの吸い方練習で、ひどく泣き、ルルがエネルギー消耗。私も。暑いし、ルルはとっても喉が渇いているだろうと思える。唇も乾いている様子のときがしばしば。

おっぱいの吸い方は、こんなふうになるらしい。
latching
乳首が上向き!?バーバパパじゃないんだから、それは無理でしょう〜?
ルルは先っちょだけ吸っているという感じ。もっと口を大きく開けて吸わなくちゃいけないらしい。
これは難しいわ〜。

Lulu

肌の黄色さはそんなではないと判断したので、そのまま帰ってもらおうとしたところ、夫が念のため、血液検査のお願いをした。
この日も飲んだのはフォーミュラ1本。日に日に飲む量は増えなくちゃいけないのに、もうちょっとたくさんあげなくちゃいけなかったっぽい、、、ごめんなさい。
黄疸になると眠くなり、おっぱい飲みたいことより眠いことが優先されてしまうらしい。そうするともっと脱水症状になり、もっと黄疸が強くなってしまうという、悪循環が起きるらしい。
血液は、看護婦さんがタクシーを呼んでくれて、タクシーの運転手が届けさせた。そんなタクシーの利用方法もあったのね。
午後1時に電話があり、結果が出て、数値高く(数値は200以下が好ましいのに、350もあるとのこと)黄疸とのことで、救急病棟へ行くように言われ、びっくりして再度入院になってしまった(午後4時ごろ)。

検査用に血液を取って、ランプ治療がまた始まった。点滴も。。。小さな手や足にぶっとい針刺されるのを見るのはつらいものがある。
体重も生まれたときは3120gだったのが、3000gになっていた。
脱水症状ホントにごめんよ〜。
さらにはなんだか呼吸がちょっと心配と言われる。えっ、なにそれ。新しい問題?
さきほどの血液検査の結果、数値は350もないとのこと。もしかしてタクシーで持って行かれた血液が時間が経ちすぎたとかそういった理由で、変化してしまったのかもしれない。よくわからないけど、思ったより深刻ではなかったということで、ま、よかった。とりあえず脱水症状も少しあったので、手当を受けることができてよかったはよかったのかもしれない。

出産からの様子をまた全部ドクターに話す。違うドクターが来てまた同じことを聞く。説明が英語で大変なので、私は夫にお願いしている。

ここでも看護婦が私に母乳の与え方を指導してくれる。ルルが治療中は、私はマシーンで搾乳。マシーンは病院のを使い、乳が溜まる容器も無料でくれた。買うとかなり高いらしい。「牛になった気分だ」と言ったら、看護婦さんたちが爆笑していた。そんなにおかしなこと言ったかな?いや見た目か?両乳パコパコいいながら搾乳。なかなか溜まるまではいかない。。。1滴1滴。。。
それで集めた乳は、とりあえず冷蔵庫に入れて、次の日飲ませた。
部屋は集中(1F)から3Fへ。入院中のほかの赤ちゃんたちやナースが常時いるオフィス。ルルを預けてその日は帰宅。Safewayでちょっと食品買い出し。夜は寒い。風邪引きそうになる。それにしても肩こりがすごい。もともとあまり肩が凝らない私だけど。この日は家で寝た。

IMG_3792

 

7月20日(土)

9:30に病院へ。回診は終わっていた。Formulaも飲ませてもらっていた。
搾乳をまたしようと思ったけど、機械と容器をつなくチューブの部品は昨日もらわなかったので、もう1回もらえるか聞くと、下で売っているから買って来いとのこと。買いに行くと機械とセットで数万円のしか売っていないので、あきらめ、手で搾乳した。入院の部屋が変わって今度は5F(2人部屋)。ここではチューブ付きで1セットくれた。部署により、ただでくれたり、くれなかったり。よかった!と思いながら搾乳の続きをしていると、次の授乳の時間になってしまった。ありゃ、もうあまり出ない。。。看護婦Cさんになぜ搾乳したの?ってお説教をくらってしまった。ごめんなさい。ちゃんと考えてなかった。部品買いに行ったり、ランチ行ったりしていたら、時間が押して、授乳の時間まで搾乳してしまったのだ。すいません!とりあえず母乳トライして、あとはフォーミュラ。
病院のフードコート、けっこう高いかな。たくさん食べたつもりはないけど2人で$28になってしまった。
午後2時〜5時ぐらいまで、両親を拾って、ベビザラスとスーパーへ。出産後もう5日も経ってしまって今からでも効果あるのかわからないけど、出産後の広がった骨盤と出たお腹を引っ込める手助けをしてくれる腹帯を買う。$40ぐらいして高い!
出産ってデトックスのチャンスらしくて、出産後いろいろと食べ物でデトックスを促したりもできるらしいのだけど、そんなことをネットで調べて実行している暇がなくて悔しい。出産前に勉強しておけばよかったな。。。
急いで両親を送って買ったものを家に置いて病院へ。母乳なら、4時間の不在は長過ぎると、また同じ看護婦Cにお説教食らう。はいはい、すみませんでしたー。授乳後、夕食&シャワーに一度帰宅。2〜3時間で病院に戻るように勧められたので、いじでも2時間で戻った。そうしたら看護婦Cさんはシフトが終わってもういかなった〜。
この日は泊まり込み。夜、授乳。昼の授乳は吸ってくれて成功だったけど、夜はやっぱり苦労。たくさん泣かれた。

 

7月21日(日)

病院で泊まり。部屋も変わるし、看護婦もシフトで変わるし、一向に慣れない環境。不思議なもので、ちょっと苦手な人(看護婦Cさん)はここ2日間は連日で私を担当。
持って来たサンドイッチで朝食。10時ごろ、夫と両親が来る。点滴の針がずれたようでやり直し。安静な赤ちゃんの脈を探して点滴の針を入れるのは大変な作業な様子。
先生の回診が午前中と聞いていたけど、日曜は遅れるようで、ずっと待っていたけど来なかった。なので夫はジムへ行ってしまい、その間にドクターが来た。合計5日入院で様子を見ると言われてしまう。あと3泊も?げげっ。
夕食時だけ帰宅。トムヤンクンとサーモン。
IMG_4073
今から思うと調理ぐらい母親に任せればよかったのに、冷蔵庫の中身を把握している自分がやりたいというのと、私たちがホストという意識があってか、時間がなくてイライラしながらも自分でやってしまった。母親はいつも手伝ってくれたり、やろっか?と言ってくれていたのも関わらず。
オマタの出血があまり軽減しないので、Alberta Health Servicesに電話して聞く。10日間ぐらいは続く人が多いとのこと。それ以降にさくらんぼサイズの以上の固まりが出たら検査した方が良いとのこと。まだ6日目だからたくさん出血していてもまだOK。
生まれて初めて、腕を吊った!アイタタタ。。。
病院に戻る。おっぱいは吸われるとまだ痛いけど、長く吸ってくれるようになった。2〜3時間ごとに授乳。桶でお風呂にも入れてもらった。看護婦さんリードで私は補助。ルル、さっぱりしてよかったね。

 

7月22日(月)

夜から朝にかけて授乳が成功していたので、たくさんあげた。体重も増えた。

4:45 at a hospital room
↑朝4:45の病室からの景色
生まれたとき3210g → 黄疸で一番体重が減ったとき3000g → 今3150g
まだ生まれたときの体重まで戻ってないけど、かなり復活した!よかった!
それでもおっぱいが何mlルルに飲まれているかわからないため、フォーミュラもあげる。
充分すぎたようで、あらら、3回も戻しちゃった。看護婦が言うにはフォーミュラのときは一気に飲むので、特にげっぷさせるのを忘れないように、と言われた。
ドクターが来たので、(言われた日よりまだ早いけど)今日帰れるか聞くけど、安心の検査結果が出てからの方が良いということで、残念ながらもう2泊。寝不足と疲れがあり、寝ても15分以内に誰か(か、何か)に起こされる感じで、泣く。ルルには吐いた分、またあげ直し。この日も泊まり。
おしっこは欲しい量の2倍出ていたらしく、お腹は満足の様子。ルルずっと寝てる。
夕方5時ごろ、また部屋移動。
7時半過ぎに看護婦が「あれ?6時に薬のはずなのに」だって。しっかりして!
点滴、またやり直し。泣かないように口からシュガー液投入し、点滴設置作業。
夜10時ごろから私が腹痛になったので、もしかして、胎盤全部出てなくて腐ってきたのかもと不安になった。痛み止め(tylenol)飲んで寝たら翌朝治った。単なる消化不良か。。。時間がなくて食事はずっと早食いしていたからな。。

 

7月23日(火)

この日の体重は3155g。
10時ごろ母が用意してくれた朝ご飯を病室で。母乳は出るようになってきたけど、飲み始めて10分ぐらいでルルが寝てしまう(たぶん10分で乳が底を突いているのかな)ので、頻繁にあげなくてはいけない。ホントは1回30分とかあげるらしいんだけど、寝るのをわざわざ起こして無理に飲ませるのもちょっとな〜と。それなら頻繁度が増えても、寝たいときは寝かせたい。それに私の乳はまだ30分も保たない(汗)。出てないならあまり意味ないし。
この日、私がルルの飲み残しのフォーミュラを置いておいて、新しいのを開封しているのを見て、インド系の看護婦さんが、「まだ残ってますね。どうしてそれを使ってしまわないで新しいのを開けるの?」と。「1時間で使えなくなると言われた」と彼女に言うと、使える時間を確認しに行ってくれたけど、戻ってくると4時間は大丈夫と言われる。あれ?それも違うと思うけど?私、パッケージにある「使い方」を読んだけど、そこにも1時間って書いてあった気がする。ま、いずれにしても飲み残しは4時間以上前のものなので、使わずに捨てた。ニップルも煮沸が部屋でできないので、新しいのをいくつもくれてそれを開封して使っていたけど、これももったいないからすすいで使ってとのこと。私も「もったいない」と思うたちなので、気持ちはよくわかるけど、看護婦さんにより違うこと言われると、どうしていいものやら。。。
オムツも少しぐらいのうんちで換えないで、とのこと。倹約志向。どのくらいで換えるというのも、人に寄りずんぶん違うのだろうなー。
おっぱいあげてすぐ寝てしまったら、濡れタオルで刺激して起こす、とか、げっぷのさせ方、とか、いろいろアドバイスなど、もらえたのはよかった。
なんだかんだ言っても看護婦さんは基本的にみんな優しいな。
朝10時半ごろ、夫と母が到着。11時ごろ回診。やっぱりもう1泊だと。看護婦さんにはまだいるの?と言われる。そうだよね、やっぱり帰ってもいいような様態だよね。帰るのは勝手だけど、病院側のアドバイスを無視して帰るということなので、このあとなにかあったら、自分たちの責任だし、また戻って来なくちゃいけないことになって、ドクターに「言ったでしょ」と言われるのが嫌で、仕方がなくもう1泊。こんなことなら、出産の入院のときにもう少し長く入院して様子を見ながら指導してもらえばよかった。退院したのに、再入院で5泊もだなんて。
ランチは朝食の残り。夕食はスパゲティーを家で。そしてパソコンで仕事も少々。
夜、病院に戻って最後の付き添い入院。
だんだん慣れてきて、というか、授乳後、ルルのベッドにいちいち戻すのが疲れちゃって、私が寝ているベッドイスで一時的に一緒に寝ちゃった。

 

7月24日(火)

そうしたら、ベッド以外のところに赤ちゃんを寝かせて何かあっても病院の責任ではありません、というレターにサインさせられた。苦笑
点滴は昼までらしいのだけど、朝、また点滴の針がずれて、やり直すか否か、看護婦がドクターと連絡し合っていた。もうあと数時間の点滴でしょ。要らないよ。もうルルに青あざ作らないで〜!と言いたかった。
そうしたら、もうなしでOKとの返事。よかったー!さあ、帰る支度しよ。

入院中の私の睡眠時間0~2時間。。。ネムネム。

Last day at the hospital
病院を去るときの、この晴れ晴れとした気分。忘れない。せっかく両親が来ているのだから、家で家族団らんで過ごしたい。

Finally at home Finally at home

あ〜、サバ美味し!

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です