Posts Tagged "garlic"

そういうオチ!?

Posted on 2月 6, 2013 in 生活 | 0 comments

私たちの住んでいる家は、一軒家の半地下です。大家さんのお宅の地下に住まわせていただいている、という感じです。最初から2世帯用の造りにはなっていないので、壁が薄いとか、ヒューズがよく飛ぶとか、調理の時間帯や洗濯機使用の時間に決まりがあるのも、ま、仕方がないかなと思います。大学に近くて、割と安いのは満足していますし。

でもこちらでも書いているのですが、

2012年11月3日 ニンンク・パワー
2012年5月12日 調理の匂い

調理内容を自粛しなくてはいけない、というのは、なんとも微妙です。
地下は、バスタブもなくシャワーだけですし、子どもが生まれたときのことを考えて、夏前に引っ越そうとは思っているので、もうあまり深く考えないようにしていますが〜。

うちが、ニンニク、タマネギ、魚(特に白身魚)、そして煮物系(日本独特のダシの匂い)のものを調理したときに出る匂いが有毒だ(toxic)だという大家さんの主張がありました。大家さんの奥さんは、私が魚を焼いたときに、堪えきれずぜんそく発作?で救急病棟へ行ったそうです。それはそれはショッキングで、こちらも驚いてしまいました。同情はしますし、解決策があるなら協力はしますが、それらを食べていはいけないという状況になるのだけは避けたいと。だって、主食だもん!
魚はクサヤのひものを作ったとかではありません。さんまも焼いてません。白身魚をフライパンでソテーしただけです。白身魚も確かに水分は出て、臭いは臭いですが、換気扇も回して、窓も開けて調理したんですよ。
奥さんもあとから聞くと、肉はあまり食べないけど、魚は食べるって。アレルギーとかではなさそう。ただものすごくその匂いがするのが堪えられないらしい。換気扇も回して、窓も開けているのに、どうしてそんなに堪えられないほど匂うのか。。。確かに暖かい蒸気(空気)は上階へ行ってしまうかもしれませんが、私たちには理解できませんでした。大家さんたちは、私たちがどのぐらいの量をどのように調理しているのか見た事はないわけで、すごい量を調理しているとか勝手に想像が膨らんでいたようで、根掘り葉掘り(でもないですけど)、私にアドバイスをくれようとしているのか、熱心に聞いてきました。私も調理の度に奥さんに救急病棟はもちろん行ってほしくないので、なにかできることがあるならしようと話合いました。

結果、私は悠々調理はできなくなりました。
だって、ニンニク、タマネギですよ。何にでも入れるじゃないですか〜。下手すると毎日ぐらい調理できる素材。
白身魚も衣で揚げるとあまり匂いしないことがわかりましたが、元々揚げ物はほとんどやらないので、すぐに飽きて止めてしまいました。なので白身は最近全然買っていません。サーモン系かエビ/イカ、貝類だけ。
ニンニク・スライスも少しブラウンになるまでプライパンで調理すると香ばしくなってサラダやパスタにトッピングするのが好きなのですが、それも匂いが炸裂する調理法なのでお預け。それを聞いて、うちの親はこんなのを送ってくれました。

ありがとね〜〜〜!!!

ちょっとぐらい仕方がないよなーと思っている自分と、夫も「気にするな」というので、気をつけながら調理しちゃっているのですが、それでも気が気ではないです。フライパンや鍋にそれらを入れたときは、蓋を開けっぱなしにしない。混ぜたり、食材投入のときも、急いでやって蓋を閉める。など、、、、

寒い日-20度ともなれば、窓も開けられないですし、大家さんも開けられない。

もうはっきり言って、自分ちで調理している気分ではありません。

私たちが長期旅行に行っているときは、大家さんもちょっと安心するんですかね。帰って来たら、また調理が始まって、またか?と思ったのでしょうね。大家さんがハンディーマン(よろず屋)を呼んで、うちのキッチンの換気扇やその空気路を見てもらいました。家の空気路や排気口、吸気口の位置、なども確認したようです。大家さんはうちの換気扇がどこかの空気路と合流して逆流しているのではないかと、疑ったようで。うちのキッチンでも天井を開けて調べてもらいました。でも、うちの換気線からは1本で外へ送り出されていました。
でも、待てよ。
その1本の空気路の排気口はどこ?

ハンディーマンが「あ〜〜〜〜!!!」と。

なになに!!!

うちの換気扇の排気口と、家に新鮮な空気を吸い込む吸気口がすぐ近く。だと!!!

大家さんも私も、「あ〜〜〜〜〜!」と。

うちのキッチンが外へ出て行け〜!と追い出している空気が、出た瞬間に家の中に吸い込まれ、家の中に放出されていたのね!!ハンディーマンさん、お手柄!!偉い!!

って、うわ〜〜。
空気回路の設計ミス!? ひどいミスだ。

大家さんは前に「今まで住んだ人は調理の匂いは何の問題もなかった」とかおっしゃっていましたが、それは単に彼らが調理自体をしなかったからであって、問題はそこに横たわっていた。ただその問題が発見されなかっただけの話ですよね。

いや〜、人を責めるときは、200%確信しないと、してはいけないなーと、反面教師で勉強になりました。
大家さん、ありがとございます。

ということで、排気口を延長してもっと遠くで排気されるようにするのが最善の方法だと思いますが、冬だからか、忙しいからか、大家さんまだ行動に移していないのです。

あれ、そう言えば、うちのトイレはキッチンの隣ですが、その換気扇の排気口もまさか!?

いや〜〜ん!

Tagged with: , , ,

ニンニク・パワー

Posted on 11月 3, 2012 in うちごはん, 生活 | 1 comment

最近ハマっているのが、ニンニクの漬け物。少し甘いですが、酢がたっぷり。1日1房分ぐらいのニンニクは軽く食べていると思います。ニンニクの匂いは毛穴からも発散されると聞くので、私たち臭かったらすみません〜!カレーに添えるらっきょのような感じでポリポリ美味しく食べることができます。


風邪予防にも良さそう。

 

8月の末のこと、、、

私の調理した白身魚の匂いで大家さんの奥さんぜんそく発症。救急病棟へ行くはめになったらしいです。
ショッキング!!!!
一時は、引っ越しも真剣に考えてしまいました。だって私たちの主食は魚ですから。

いたって普通にレモンにんにく醤油で下準備しておいたのをフライパンで焼きました。ま、白身魚のBasa filletってけっこう水分が出て、匂うは匂うんですけどね。。。だからもちろん換気扇も回して、窓も開けてやったんですけどね。
その日の夜、メールで大家さん(旦那さん)から知らされたときはびっくりしてしまいした!
有毒な匂いはこれからは出さないと約束してくれ、というのが、メールの内容でしたが、もちろん、そのまま「はい」とは言えません。妥協や話し合いはできますが、私たちも家賃を払って住んでいる以上、食生活をすっかり変えてまで妥協できません。
奥さんには本当に申し訳なかったですが、なにか方法を探し、私たちも魚を食べ続けることができるような解決策を探さないといけないですが、けっこう難しかったです。

私たちのキッチンは窓も小さい(冬は寒過ぎて開けられない)し、換気扇がキッチン面積に合わせたパワーなので、これ以上強くはできないとのこと。私たちのホリデー中に換気システムのチェック・クリーニングに10万円かけたらしくて、自信満々の様子でした。

今回は魚だったのですが、前には、タマネギ・ニンニクの炒めた匂いや、煮物系の匂いもだめみたいで、ちょっと臭いと言われました。窓全部開けて換気しているとのことでした。匂いはやはり暖かいから上に行くんですよね。上に住んでいる人の運命だと思って諦めてはくれないかな、、、だめ?

エドモントンでは家で調理することが私たちの家での楽しみになってきていたので、それを奪われたら住めないなーと思いました。タマネギ・ニンニクなんて超基本的な食材ですからね。こっちもびっくりでした。うち肉食べないから魚も奪われた困りますし〜。

1年目は白身魚はあまり食べず、サーモンばかりでした。魚もいろんなの食べなくちゃな、とほかの魚に手を出したところ、こうなってしまったんですね。。。

数日後、奥さんの様子を聞きに勇気を持って話に行ったら、奥さんはもう大丈夫でした。
話し合いして、奥さんからアドバイスもらいました。
うちは香ばしいのが好きなので、少し茶色くなるまでタマネギ・ニンニクを炒めることがあり、ニンニクについては、トッピングにするためにカリカリに近くなるまで火を通すこともよくあります。それが匂いを炸裂させてしまうようで、少し水を入れて蓋をし、蒸す感じで調理してみるのはどう?と。全く違う風味、舌触りになりますが、とりあえずやってみますと言いました(それじゃ夫は嫌だというだろうなーと思いながら)。大家さんちもタマネギ・ニンニク、魚は食べているようで、本当のアレルギーというわけではない様子。でも彼らにとって猛烈な匂いのレベルになるとだめなのでしょう。

そして奥さんも認めていましたが、今まで住んだ人がそんなに調理しない人たちだったようで、ここまで匂いのレベルが上がることがわからなかったと。
この1年、数回しか言われなかったけど、けっこう大家さんはうちの料理の匂いに対して、ガマンしていたのかなと、あとで実家の母と話してみて思いました。食べているものに対して食べるな、とか、調理の途中で文句言って、そこでストップして!とか言えないですもんね、やっぱり。。。

なにかの匂いが苦手な人は、いつもそういうことがあるんですよね。私は苦手な匂いがなくて、ホントにラッキーだなぁ。アレルギーもないし。改めてそんな体に生んでくれて、親に感謝。

香港では、ドリアンを買ったときだけ、スーパーから家に帰る途中、特にエレベーターで、誰とも一緒になりませんように!と祈りながら乗ったものですが、それ以外は、食べ物の匂いに対して気にしたことは一切ありませんでした。万が一、何か臭くても窓を開ければ済むことですからね。こっちの冬は-35℃。なにがあっても開けてはいけません!苦笑

で、こんなふうに言われてしまっては、なかなかタマネギ入りの炒め物ができなくなってしまいました。入れた場合は、匂いができるだけ飛ばないように蓋をするから半蒸し状態で違う料理になっちゃう。

ニンニクももうカリカリは厳禁。母親にはそういうの売っているよ、と教えてくれました。それもそうだなと。まだ見つかってないですけどね。

やるな、食べるな、と言われると、禁断症状が出る私たち。そんなニンニク中毒気味の私たちを違う形で満足させてくれたのが、このニンニクの漬け物でした。

あと、初めて、卵・小麦粉の衣を付けて、油で揚げる白身魚というのも初挑戦でうまく行きました!これは匂いが全く出ない!!タラだったせいもあるかな?大成功!!!
実は揚げ物って香港11年間住んでいたとき、1回か2回したことがありませんでした。それもただの素揚げ。衣という面倒なことはしません。
だって、油も衣も、いかにも体に悪いから〜。揚げたあとの油の処理や後片付けも大変だから。
ま、レパートリーの少ない私の、言い訳がましい言い訳ですけどね。
でも、こっちに来てからは、フライドポテトも時々作るし、この白身魚の衣揚げで、フィッシュ&チップスみたく作れるようになりました。バーガーにしてもグーーーッ!タルタルソースは、ピクルスとタマネギとマヨネーズでvitamixで作ります。
揚げ物、イイネ!(いいんじゃん)

ということで、伸び伸びと調理できませんが、そのおかげでレパートリーが1つ増えたので、それはよかったです。大家さんにも話したら、良くやった!とサムズ・アップもらいました。笑

Tagged with: , , , ,