キューバ旅行 11 (ハバナ)
2012年1月1日。
あけましてめでとうございます!今年もすばらしい年にしていきましょう!
おいしい朝食を食べたあとは、滞在中のホテル(アンボスムンドス)のヘミングウェイが長期滞在していた部屋を見に行きました。観覧は宿泊客は無料、訪問者は2CUCだったと思います。小さな博物館になっています。行くと私たちが滞在した部屋の斜め上でした。おじさんがいて、展示物について説明してくれます。キューバ旅行2週間の旅で、最終日にして、このおじさんが初めてチップを拒みました。こっちが驚きます。一瞬にして誠実な人に見えます。プッシュしてやっと受け取ってくれましたが。
元々記者だったヘミングウェイの文章は、元記者らしい淡々とした文面らしい(夫談)。私はと言えば読んだことないですね〜。釣りや狩り、ボクシングが好きで、趣味関係のものも展示されていました。写真の展示はこの部屋だけではなく、ホテルのロビーにも大きく引き延ばしたものがたくさん飾ってあります。
街へ出て、5CUCで1日乗ったり降りたり自由乗車できるバスで市内観光。
海岸沿いを走ったあとは、革命広場へ。ここはこの間通って写真を撮ったので2回目だけど、天気もいいし近くで写真が撮れたのでよかった。内務省の建物の壁だそうです。
古くて広ーいコロン墓地やハバナ大学も通り、時間があったら見たかった二群スポットがいくつか見れました。通り過ぎるだけなので、ちょっと物足りないけれど、時間がないので仕方がないです。
↑ハバナ大学とコロン墓地の門
天気もいいし、ほかの観光スポットは閉まっているところが多いということで、この日はバスは観光客でいっぱい。二階席は満席。なので空いているところに私と夫は別々に座っていたんですが、私のとなりの人がたばこを吸い始めました。。。うわ〜ホントですか〜。なぜ私の隣の人が吸うんですか〜。やはり私は煙に好かれているようで。バスの1階には禁煙マークがあったので、夫が注意してくれたんですが、2階はいいんじゃないの?と素直に止めてくれないので、「妻はタバコアレルギーなんです」って言ったら止めてくれた!「タバコ・アレルギー」様様!それいいじゃん!!「タバコの煙が嫌い」だけじゃなかなか言いづらいし、説得力に欠ける。まあ、説得しなくちゃいけないというのは筋が違いますけどね。有無を言わさず止めていただくには、「タバコ・アレルギー」だと言えばいいのか!今日から私タバコアレルギーです、よろしくお願いします!
タバコの煙は不快感100%なだけではなく、喉が痛くなるのですよ。調子が悪いときはそれが高じて風邪引いたりするのですよ。それはアレルギーと呼べますね。免疫がないんですね。
よろしくお願いします。
バスから降りて昼食。今日も別のホテルのカフェにて。通り沿いのにぎやかなカフェ。人ウォッチングも楽しい。
午後は散歩。明日のフライトで気持ち悪くなったら食べる用にスナックを購入(食べているとつわりの気持ち悪さが和らぐので)。梅干しはまだあったけど、相当食べ過ぎて飽きて、前より効かなくなったので、ほかの食べ物が必要になったのでした。カールのチーズ味のようなスナックを2袋買って、1袋(すでに)開けて歩きながら食べていました。で、少年たちが道路脇でボール蹴りをして遊んでいたんだけど、彼らの写真を遠目に撮っていたら、近寄って来て、$*^%&(&*&^$%#!! と言って、私のスナックを袋ごと奪って行きました〜〜!予想では「僕たちの写真撮ったでしょ!写真代ね!」と言って奪って行ったように思われます。ごめん、ほとんど食べ尽してしまっていたスナック。あげることになっていたら、もう少し残しておいたんだけど。あんまり入っていなくてごめんね〜。
食料は配給制のこの国。ジャンクフードはすごく贅沢なのだと思う。
それからケーキ屋さんへ行きました。どんだけ食べるんだか。
入ってみると、元日だからか?ケーキが入っているはずのカウンターショーケースにはワインボトルが入っていました。半分休みなのか、店のテーマが変わってしまったのか?でもケーキはあるというので、座ってケーキを注文しました。チョコレートケーキとミルフィーユみたいなのを注文。ちゃんとした良い味!ここのカフェは満足でした〜!食事のお客さんじゃないと窓側席には座らせてもらえないようです。
旅も終盤。ヘミングウェイがよく寄ったというバーで、ビール。私はパス。あまり飲まないので。
そしてロシア教会。見るとわかるね、ロシアの教会。かわいい〜。雪が積もるともっと絵になる感じ。
ホテルに戻るとメッセージカードとベッドのアートワーク。これはチップがあるとやってくれるのかな、やっぱり。毎回凝ったお仕事してくれます♪
1回置くと次置かないわけにはいかず、毎日置いていました。最後は、カナダのトイレットペーパーロールも置いて行きました!喜んでくれるかな?
というのは、ガイドブックにキューバは紙が不足していて、トイレットペーパーも足りない。持って行った方が賢明と書いてあったので、2ロールも持って行ったんだけど、全然使わず。普通のティッシュもけっこう持って行っていたので、それで全然足りてしまいました。なので、置いて行くことにしたのでした。トイレットペーパーをチップの一部として置いて行く客はいないよね。面白がってくれるといいんだけど。カナダの柔らか重視のトイレットペーパーだよー♪
夜はまたチープなCafe Santo Domingoにお世話になることに。バジェット調節にいいわ、このレストラン。
次の日の朝もランチ用のサンドイッチを作ってもらいに来ました。
1月2日。帰る日。
最後のもう1回、チョコレートのお店へ。なごりおしいな〜。@ Museo del Chocolate
10CUCかけてバスターミナルに行くのだけど、街を通って空港(バラデロ空港)へ行くので、物理的にはまた戻って来て、さっきサヨナラを言ったのに、ハローagain!ってあれ、んにゃ〜〜?という心境になります(チケット買いにも往復しているので〜)。まぁ、そのおかげでバスの窓から違う景色も見れたので良しとします。
日本や香港からだとすごく遠いイメージだったキューバに来てみてわかったのは、やはり私は知らないことだらけ、ということ。固まりかけているオツムに良い刺激になりました。自分の常識だけがすべてではないことがよーくわかる旅。社会主義国もいくつか訪れてみて感じるのは、同じ社会主義でも国それぞれなんだということ。ま、そりゃそうですよね。資本主義でもいろいろですから。でも自分が体験したことのない社会主義のシステムでの生活の様子は想像すれば想像するほどいろいろな疑問が出てきて、誰かに聞きたくなります。
そしてチェゲバラを通して革命の流れを知ることができたのも、とても面白かったです。
また、キューバは音楽を楽しみたい人にはもってこいの観光地だと思いました。レベルが高くてびっくり!
食べ物ではロブスターが最高です。
アメリカとは外交断絶状態なので、直接飛んでいるフライトはありません。ゆえにアメリカ人の観光客はすごく少ないです。ビザも要るんでしょうね、きっと。対岸はフロリダなのにもったいないですね〜。カナダからは直通がいくつもありカナダ人は多いです。あとヨーロッパからの観光客。外国人通貨と現地通貨があり、このシステムがクセモノです。それによりモノやサービスの値段も全然違うので、それにより、現地キューバ人と観光客が交わりにくいのは残念です。レストランやバスでは完全に別々。
オフシーズンは航空費やホテルがかなり安くなるので、そういうときにまた来たいな。
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2011年12月31日。大晦日。
様子が違うといえば、レストランメニューが特別セットメニューになり、予約が必要になる。そして、街はいろいろと催し物があるのか、にぎやかで人でも多いかな。
1月1日が休業のところが多いので、どうしても行っておきたいところへは今日中に行っておいたほうがいい。でも1日にどこが閉まっているのか分からないので、ツーリスト・オフィスに聞きに行くところからスタート。
途中、香水のお店を通りかかる。香水の容器がいろいろあってとてもかわいい。好きな香水を選んだり、ミックスしてもらって自分のオリジナルも作れる、とのこと。1つ購入してみました。飛行機に乗っても漏れないようにしっかり密閉してくれました。なので帰るまで使えないけど、仕方ないか。。。
行こうと思っていた混んでいるカフェCafe el Escarial。朝食食べたばかりだけど、パイとレモネード試してみる。このレモンパイ、色も面白くてけっこう美味しそうに見えるんだけど、砂糖入れるの忘れた?ってくらい全然甘くなくて、フェイント。でもすごく安かったから文句はなし。
キューバのチンドン屋?このビエハ広場からスタートで、マーチングバンドと一緒に街を徘徊していました。
天気がよくて暑い日になりました。
ヘミングウェイがよく通ったバー。
と、なんちゃってヘミングウェイ。
タクシーを捕まえて5分、川の向こうのカバーニャ要塞へ。
敷地はすごく広く、中には古本屋、レストラン、チェゲバラの博物館、ちょっとしたイベント会場などがある。夜は毎晩大砲の儀式が行われているらしく、夜景をも見がてら訪れるのもいいみたい。見たら夜の入場券の方が高かった。
ランチのシーフード・スパゲティと、チェゲバラのオフィス。↓
カバーニャ要塞から歩いていける距離に「第一ゲバラ邸宅」というのがあり、行ってみた。邸宅というかオフィスとして使っていた様子。外から見るとレストランみたい(笑)。玄関のCheは後付けだろうね。
今工事中の巨大なキリスト像は、ゲバラがオフィスをここに構える前からあったらしい。
あまり人もいなくてタクシー捕まえるの難しそうだなーと思っていたところへちょうどやってきてラッキー。ホテルまで帰りました。
ちょっと横になって休むけど、なんてたって大晦日。街がなかなか寝かせてくれません・・・。
予約しておいたレストランはLa Mina。
セットディナーに、海老カクテルとセビッチェ頼んでしまって頼み過ぎ。。。
音楽もよかった。フルートがいるなんて、珍し。音に幅が出ていいね。
大晦日だったので、夫はどこかに飲みに行きたかったらしいけど、私が具合悪くて寝たくて、悪いけど一緒に帰ってもらいました。
2011年は10年以上住んだ香港を離れてカナダに引っ越した変化の年。仕事面でも新しいこと始めたし、妊娠もして、変化の年(妊娠はだめになってしまったけど)、充実の年でした。
夫が学生になり旅行もしばらく行けないと思ってたのに、キューバに来ちゃったし、もうホントにしばらく旅行行けない。がんばらねば。
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