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Paul McCartney in Edmonton

Posted on 12月 3, 2012 in Chage & Aska, The Beatles | 0 comments

11月28日はポール・マッカートニー (Paul McCartney) のコンサートに行きました。

Beatlesメンバーを見るのは私も夫も初めてでかなり興奮して行きました。先日のレナードコーエンの公演会場と同じRexall Placeというホッケー場。-14℃で寒い中、車で行きました。先日は駐車は$5だったのが、ポールは満杯2日売り切れだからか、$8でした。
会場は、14,500人 x 2日らしいです。すごい人ですね。カルガリーでは公演していないので、そちら方面からもたくさんの人が来ていたのではないでしょうか。

先日見に行ったレナードコーエン、78歳。
ポール、70歳。
世間では「お年寄り」という年齢です。でもそうは感じさせないパワー、ありますね。
伝説系アーティストばかり続いていますが、伝説と言われるからにはやはり理由があるわけで、すごいステージが見ることができていて幸せです。

調べて初めて知ったのですが、ビートルズは、オノ・ヨーコさんや、Lindaさんを含めて、全員ベジタリアンだったのですね!驚きました。ジョンとヨーコはそんなに厳しいベジタリアンではなく、on/offもあったそうですが。
こうなると、ビートルズ・マニアはベジタリアンになるしかないですね!
私がカナダで初めて語学学校に行ったとき、国際色豊かなクラスメートの半分はヨーロピアン、半分はアジアンでした。そのヨーロピアンの子たちがほとんど全員ベジタリアンだったのに驚いたことを思い出しました。若いのに、ちゃんと自分で食のこと考えていて偉いなーと刺激を受けました(ま、その中には、単に肉が嫌い、とか、アレルギーだから、という人もいましたが)。

私たちも一時は、卵、牛乳、チーズなども消費しない、かなり完成度の高いベーガンを目指しました。が、日本や香港でそれをやるのは、ホント難しいなあと感じ、脱落してしまいました。でも肉だけは可能な限り食べないと決めて、早15年ぐらいかな。ポールもリンゴも70歳に届いたらしいですが、主食はブロコッリーで元気満々のようです。
ちなみに私たちが肉をやめようと思ったきっかけはこちらにリンクがあるドキュメンタリー

ポールの前の奥さんで、すでに亡くなられているリンダさんが、ポールをベジタリアンにしましたが、リンダさんの食品メーカー(リンダさんによるレシピなんだと思います)で、冷凍バーガー用パテを香港のシティスーパーでよく買っていたのを思い出しました。台湾の精進ハムっていうのも、よく買いました。本当の肉ではないので、BBQしても中から肉汁は出ないのですが、美味しいです。

ポールは人にベジタリアンにならないか!と薦める人なので、ASKAさんも薦められたそうな。一時トライしようかと思ったけど、ベジタリアンにはなれなかったそうです。ASKAさん、今からでも遅くないですよ。

ベジタリアンの人たちが、年を取っても元気に活動しているのを見るのは、ホントに良いものです。勇気づけられます。

ポールは、Sir (イギリスの叙勲制度における栄誉称号のひとつ) なんですよね!ナイトということです。
イギリスのナイト。すごい功績ですもんね。新しい音楽で音楽界にうずを巻き、たくさんの人に音楽の楽しさと平和の大事さを教えてくれたビートルズ。

ビートルズが大嫌いな人っていないですよね?
私もご多分に漏れず、アルバムはほとんど聞きました。ジョンとポールのそれぞれのソロもたぶんほとんど聴いたと思います。
ま、私の場合は好きなチャゲアスやスタレビがビートルズ好きだったので、私も全部聴いてみようと思ったきっかけではあったのですが、私もすぐ好きになりました。チャゲさんとラジオ番組「のるそる」を一緒にやっていた藤田朋子さんがポールの大ファンだったのも思い出しました。彼女英語ペラペラだから、ポールの通訳?ホステス?する機会があって、ちょっとの挨拶のキスも失神するからと断ったというエピソードも。おちゃめ、というか、本当のファンだと、そういう心理もわかりますね。

このツアーの公式?ブログはこちら。ビデオクリップもたくさんあるので、楽しめます。ネタバレたくさんあり。

夫は良い席を取ってくれました。
2枚のチケットとお土産払うのに、私は仕事的に1つウェブサイト作らないといけない!くらい。ま、でもその価値がある言わざるを得ません。ホントに良いステージでした〜。
チケットは、チケットを扱う会社がなかなかふざけているのか、発売日に夫がチェックすると、超高値のチケット以外、発売時間にすでにソールドアウトだったそうです!どうして?諦めたらしいですが、数週間してから、少し値段が下がってまた売り出されました。よくわかりません。どこか責任あるところが一括で管理してくれればいいのに、チケット会社がいくつもあって、買い占めとか勝手に値段を上げて売るとか、そういうことが起こっているようで、すっきりしません。

前回のレナードコーエンも一眼レフは預けなさいを言われるのを恐れて、コンパクトカメラしか持って行きませんでした。今回も同じでコンパクトカメラのみ。でもかなりの近距離だったので、まあまあアップで撮れました!ラッキー!一眼レフに比べると、シャッタースピードがすごく遅いので、ささっと撮れませんが。
ここはホッケー場。ビールはもちろん、ピザ、ポップコーンなど食べながら、見れてしまうのは、なんだかお祭りムード。日本でも野球場などで催されるコンサートってそうですよね。

私たちの目の前のおばちゃんは、「I have waited 50 years to meet you」というサインを掲げていました。深い愛ですね。ずっとエドモントンで待っていたんですかー。ポールはこのサインを読んでくれて、おばちゃんに手を振ってくれて、おばちゃん卒倒寸前!?笑。だったかな?喜んでいました。

観客のある女性は、「ポールのサイン以外は、お父さんがtatooを許してくれない」というサインを掲げていて、見事に腰にサインもらっていました。

Sirに腰にサインさせるなんて、度胸が据わっているじゃないですか。ホントに彫れよ〜〜〜。
と調べたら、ホントに彫ってた!  
よかったね。

一応段取りや気をつけなくちゃ行けないことが頭にあるので、読むと気が散るので、読まないようしているとポールは言っていたけど、今日は読むと言って、観客の中に上がっているサインボードを読んでいました。

コンサートに行く前には夫に、ポールに何の曲歌ってもらいたい?って聞かれましたが、好きな曲、名曲が多過ぎて、どれを歌ってもらってもおそらく満足すると思うと答えていました。本当、楽しみでしたね。

以下ネタバレあり。
前座なし。
感動的ジョンやジョージへのトリビュートもありました。あとはジミーヘンドリックスへのトリビュートも。
ビートルズの歌は割と短めの曲が多いですが、アンコール2回も入れて、それでも36曲も歌ってくれました!

ステージに近いとそれだけでみんなも立つし、ノリノリになって立ちたいのだけど、私の真後ろには、足が悪いのか、お年寄りなのか、立つのが億劫な人がおり、私に座っておくれ、と言うので、え〜〜、と思いながらも、座ったり、座席を畳んだ上に少し高めに座ったりしていました。いまいち自分的に盛り上がりに欠けました。
お年寄りもいる会場では仕方がないのでしょうか。

ずっと盛り上がっていましたが、Jetや、Obladi oblada, Back in the USSRあたりは速いテンポで楽しかったです。
Paperback Writer, Hey Jude, Lady Madonna, Day Tripperも懐かしい感じでよかった〜。よく聴いていたのは、中高のころだったので、意味もちゃんとわからないまま、それでも聴き込んだのでかなり当てずっぽうでもサビぐらいはちゃんと歌えるのが、我ながらすごい。

ふと夫を見ると光を放っていました!笑

Mull Of Kintyre では、バグパイプの団体が出てきました!かなりの人数で大迫力。エドモントン警察の音楽隊でした。夜11時にお疲れさまです。

トイレに行った夫がついで買って来てくれたポールTシャツ。

エドモントンでは翌日もう1回ステージがあり、それでこのツアーは終了!なぜエドモントンで最終日なのか、わからないのですが、9月に行ったThe Tallest Man on Earthもなぜかエドモントンがツアー最終日でした。カナダの平原の真ん中の最北都市でツアー最終日。不思議な感じです。

ところで、ポールのうしろのキーボードのお兄さんというかおじさんは、Paul Wickens (Wix) さん。彼のことは知りませんでしたが、今日、ASKAさんゲスト出演のKANさんのラジオ番組(先月収録)をYouTubeで聴いていたら、タイムリーにも、ポールの話をしており、ASKAさんがソロアルバム「ONE」(15年前)の収録のときの話になり、プロデューサーたち(このアルバムでは珍しく3人のプロデューサーがいました)が、みんなポールの音楽に携わったり、バックでツアーを回ったことがある人たちだったことがあとからわかった、という話をしていました。
それで、私は「ONE」を引っ張り出して来て、外人さんの演奏者やプロデューサーの名前を片っ端から検索したら、なんと今回のポールのツアーでまだ回っているPaul Wickensさんという人が、ASKAさんの「ONE」で編曲に携わっていました!そしてそれらの曲では自らキーボードを弾いています。澤近泰輔さんか十川知司さんの外人バージョンですね。
ASKAさんとですが、編曲しているのは、アルバムタイトル曲にもなっている「ONE」、「帰宅」、「ブラックマーケット」。いや〜、良い編曲していますヨ。ポール、さすが、やり手を選んでますね。

それにしても最近のテクノロジーというのはすごいですね。キーボードでどんな音でも出せちゃうんですからね。バイオリニストがいないのに、きれいなバイオリンの音色が彼のキーボードから流れて来たり。いろんな音色を裏で握ってコントロールしています。

知れば知るほど、どこかで誰かがつながっている。つながっていたのがASKAさんだと知って、さらに彼らが好きになる。。。

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