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キューバ旅行 3 (サンタクララ)

Posted on 1月 19, 2012 in Cuba | 0 comments

2011年12月23日
この日は移動日。
サンタクララへバスで行き(所要3時間)、信用できるタクシーを見つけて荷物を預け、半日ほどサンタクララを一緒に観光して、そのあと、トリニダーまでそのタクシー(所要2時間)で行き、宿(予約済み)を取るという荒技。うまくできるかなー。
7時半に朝食。7時40分にチェックアウト。
4CUCでバスターミナルまでタクシー。
ホテルで手配した予約券(11CUC/人)をバス乗車券に変更。
エアコンの効いたバス、快適。8時15分出発予定が8時半出発。
薬を飲んでずっと外を見ていたので、酔わずに済んだ。
トイレ休憩あり。私もデビッドも25セントCUCコインがなくて、トイレのチップあげすぎ。
サンタクララ到着。降りるとすぐに宿やタクシーの勧誘。
一人決めて交渉は始めるが私たちがスペイン語ができないのと、彼らもやることやるにはネットワークが必要で数人なぜか集まってしまう。でも私たちの要求(数時間観光に付き合い、そのあとトリニダーまで運転していく)を受けてくれる人が見つからず、でも値段の交渉は落ち着いた。行きたい観光スポットが3つあったが、一番近いMonumento Ernesto Che Guevaraチェ・ゲバラの霊廟へ馬車で連れて行ってもらい、荷物はそこの施設の荷物預かり所にお金を払って預け、霊廟とその下にある小さな彼の記念館に入る。お兄さんはその間にタクシーを見つけてくるという段取りに。彼の名前はDuniel。全然英語が通じない。
彼女は日本に出稼ぎに出ているらしい。日本食レストランで働いていると言っていたけど、怪しい仕事でないことを祈る。
チェ・ゲバラの霊廟には彼の遺骨が眠っている。彼は次の革命のためボリビアに行ったけど、成功せず殺された。骨はキューバに戻され、ここに埋めらている。

そのあとどこかいいレストランない?と聞いて、彼が連れて行ってくれたところはなかなかいいレストラン。デビッドがDunielをランチに誘った。彼は最初断るがデビッドも押しが強く、ほかに運転手とその車の所有者なのかよくわからないがもう一人男の人がいるのに彼らは車で待たせて、Dunielだけ誘う。私は彼とは話も通じないし、一人普通に注文したら$20はかかるレストランでおごるの?ちょっと、えっ?まじ?と思ったけど、デビッドがおしゃべりを楽しみたいなら(結局、会話は勘違いばかりであまり通じていなかったけれど〜!)仕方がないかと私もしぶしぶOK。$20ってキューバの医者の1ヶ月の給料なんだけど?それを外国人値段でわざわざ地元の人にごちそうするってデビッドふとっぱら〜!と思ってしまいました。
Great meal彼も遠慮なくビールとロブスター注文しているし〜!(すいません、私、ケチなおばさん化しています。)
たぶん、ごちそうになったらチップはないな、と彼も思って、それなら食べたいもの頼もう〜!と思ったのだろう。
それにしても、ここのレストランかなかな良い。彼はここの責任者とお友達みたい。私のロブスター入りのパエリアすごく美味しくて量も多かった。デビッドが頼んだロブスターも値段の割に2匹のロブスターで大満足。客は私たちだけなんだけど、ギターのおばさんが歌い始めて(うまい!)、すでにけっこう予算オーバーなのに、この人にもチップ払わなくちゃいけないなーとか、そういうことを考えてしまう。食事後、レストランの責任者には店の奥に連れて行かれて、デビッド葉巻購入しちゃうし・・・。たばこは「百害あって一利なし」。キューバの葉巻が有名だからといって、私は一切興味はなし。っていうか、煙が大嫌い。でも煙にはなぜか好かれており、近くで吸っている人がいると風向きは必ずこっちなんだよね。むかつくー。
次のチェゲバラの革命発起の場所へ着いて最後別れ際に、デビッドはなんと、交渉した料金のほかに、彼に$20のチップを渡しているではありませんか?何やっているの?気は確か!?と思ってしまいました。彼は私たちに2人にキスしてさぞかし喜んでいました。そりゃそうだ。医者の給料1ヶ月分の食事ともう1ヶ月分のキャッシュを1日でもらったのだから。
デビッドになんでそんなことするの?と聞くと、クリスマスだから誰かの天使になりたくて、だって!
。。。わかりました。そういうことですか。
すぐに財布のことを考えてしまう私。それならそうと早めに教えてくれればいいのに。はらはらしてしまう。
う〜ん、それはそれでいいけど、それでは、医者(カナダのでも日本のでもどちらでもいいが)の1ヶ月分の給料分の豪華食事と、もう1ヶ月分の給料のキャッシュを贈ってくれる天使は私たちに現れてくれるのかなーと願わずにはいられませんでした〜〜!現れる訳にゃい!

話は戻るけど、パエリア多すぎてお持ち帰りにしてもらい、それが夕食となったので、かなりお得だった!それが天使だったと考えるか〜?苦笑
Paella with lobster and seafood Lobsters

チェゲバラの革命発起の場所というのは、チェ・ゲバラが政府軍が乗った列車を襲撃したところ。その跡地に列車がそのまま配置され、革命の場所として保存されています。閑散としていたけど、きれいに保存されている様子でした。
Monumento a la Toma del Tren Blindado Monumento a la Toma del Tren Blindado

もう1つチェゲバラと子供の像も訪問。なんだか、ミニチュアの人々(一緒に革命で戦った人たち?)がゲバラの肩の上やベルトバックルの中にいて、ちょっとシリアスさに欠けるけど面白い像。
Monument of Che & child Monument of Che & child
Monument of Che & child Monument of Che & child

On the way to Trinidad Entering Trinidad
タクシーで無事7時ぐらいにトリニダーに到着。
タクシーの運ちゃんは車の窓から空き缶を捨てた以外はいい人だった。
ここでまた事件。
この運ちゃんはトリニダーの人ではないので、私たちの行きたい宿(「カサ」と言って、家の部屋を旅人に貸し出す宿)がどこにあるかは正確には知らないので、街に着くと通りかかりの人に聞いてくれた。若いあんちゃんが「それはうちのファミリーがやっている宿だよ、案内するよ」と言ってタクシーに乗り込んでくる。そんな偶然!すごい!と思ったけど、デビッドの言っていた話を思い出す。
トリニダーでは、泊まる宿が決まっていても、道に迷っていると「その宿はいっぱいなの。うちに泊まりなよ」と連れて行こうとする輩がたくさんいるとガイドブックに書いてあるので気をつけようとデビッドが話していたのだった。
私たちの宿おの名前は「フリオの家」という宿でデビッドのガイドブックでは一押しのカサとして紹介されていた。それにあやかってか、「フリオの家は今日はいっぱい。妹の家の方に泊まって」と青年は言う。私たちは予約しているし、いっぱいだとしても大丈夫なはずと言うが、聞かない。電話確認もせず、名前も聞かず「いっぱいだ、こっちに泊まれ」なんて絶対変だと思い、でも車に乗り込まれちゃったので、一応行ってみることに。着いた。私はタクシーで待機。デビッドと青年は宿に入って行き、話をする。女主人はフリオの妹を演じていたそうな(笑)。
1週間分すでに料金払い済みなので、なにも追加で支払うことなく1週間泊まるよ、と言ったらどうなっていただろうか。そしたら追い出されるのか。現に1泊分はホントに前払いしているのだ。
結局デビッドはあきれて怒って、そのまま出て来た。もちろんだ。でも、これで信じちゃう人もいるみたい。
さっさとタクシー出してもらい(タクシーの運ちゃんも無駄骨運転で迷惑かかっちゃってんじゃんねー)、目がぎらぎらしていない地元の主婦っぽい人に住所を聞いてやっと到着。タクシーの運ちゃんにもチップをいくらか払って別れる。ありがとうございました!

宿に着いて、フリオに聞く。妹はいますか?いないってーー!やっぱり!

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