ジャマイカ6 – トレジャービーチ2
2012年12月23日(日) – 28日(金)
トレジャー・ビーチのこの宿ヌエストラ・カサには6泊7日滞在しました。
宿の朝食はなかなかバラエティーに飛んでおり、毎日違う朝食。ジャマイカンな朝食、ウェスタンな朝食と楽しませてくれました。
毎回しっかりフルーツの前菜があり、とっても健康的。
こちらはカラルー (Callaloo)という葉野菜。癖がなく、とっても食べやすく、夫はまあまあと言っていましたが、私はすごく気に入りました。ほうれん草のような感じでなんにでも合います。こちらは塩で味付けされた魚と混ぜてあります。ライスにも合いそうだし、オムレツの中に入れたり。野菜をたくさん食べたい私には重宝メニューになりそう。
別の日はこちら。ポーチド・エッグ。↓
別の日は、スクランブル・エッグとビーンズ。
宿主のロジャーと、スペイン人カップルのXさんとSさん (「Dr.スランプアラレちゃん」や「ドラゴンボール」が大好きらしい)。
アキー (Ackee)とヤング・バナナ(甘くないバナナ初めて食べました。おかず的で芋みたい!)。↓
いつも焼いたバナナとアボカドが付き、さつまいももよく登場して、お腹に長くもつ健康的な美味しい朝食でした。
この宿は、屋上にもほどよい日陰と横になれるチェアがあり、読書に最適。23日は半日そこで過ごし、半日ビーチで過ごしました。
夕食も宿で。これはパンプキン・スープ。↓
午後、スタッフがかぼちゃの中身をほじくり出していました。
一からちゃんと作ってくれた、とっても美味しい濃厚スープでした!
ロブスターとマッシュポテトとビーンズ。↓
ロマンチックにしてくれてありがとう〜♪
24日はクリスマスイブ。
この日ものんびり〜。
夜はまたJerkにて夕食。こちらはシェフが作ってくれた、メカジキ(swordfish)とエビのメイン・ディッシュ。↓
デザートは焼きバナナ。美味しかったです。ごちそうさま!
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ジャマイカ5 – トレジャービーチ1
モンテゴベイ → トレジャー・ビーチ 2012年12月22日(土)
モンテゴベイ、バイバイ!
モンテゴベイの次はトレジャー・ビーチへ移動。
次の宿から有料のお迎えが来てくれました。片道車で2時間半ぐらい。
ジャマイカ人のドライバーさんが来るのかと思っていたので、白人には注意を払っていなかったんですが、宿主のロジャーさんご本人(イギリス人)が迎えに来てくれました。
途中道すがら、いろんな話を聞かせてくれて勉強になり楽しかったです。彼はもうかれこれ10年以上ジャマイカに住んでいるイギリス人です。
道は途中からかなり悪く、アスファルトなんですが穴がたくさん空いているんです。避けながら運転しないと簡単にパンクや事故につながるらしくかなり運転慣れしていないと危ない。なかなか国が整備してくれないんですね〜。税金は高いのに!
「ピーター・トッシュ (Peter Tosh)というミュージシャンの実家&お墓があるところを通るけど、興味ある?」宿主のロジャーに聞かれ、行きたがっていた夫は大喜び!是非是非お願いします!と。ここまで喜んだのは夫が初めてだと言っていました。
ピーター・トッシュの歌は夫が車でここのところよくかけていたので、私にもなじみが出てきていたミュージシャンですが、ボブ・マーリーやほかのメンバーと一緒に「ウェイラーズ」というグループで音楽活動をしていました。ボブ・マーリーがポール・マッカートニーだったら、ピーター・トッシュはジョン・レノンらしいです。昔は「歩くカミソリ」と呼ばれていたように気性の激しい人で、歌詞には政治的、社会的なメッセージがたくさん含まれています。
ピーター・トッシュ 「イコール・ライツ」:
こちらのページには、歌詞と日本語訳あり。注釈もあってすばらしい。分かりやすい。
皆、平和を願うけど、それよりも、平等な権利と正義だろ!
という歌です。
ただ黙っていて戦わないでいるのは、それは本当の平和ではないと。ひどい社会の中で、権利や正義を訴え続けていたら、心の中に平和はなかなか訪れないけど、みんなが納得できるシステムを確立しないと、社会全体の平和はもっと不可能ですからね。
「平和なんて要らない!」と言われると一瞬ショッキングな気がするんですが、権限のある人間が悪人に変貌していしまうことが多いのは、人間の性。みんながそれを見張って、あるときは戦わなければいけないのは、当然の行動だなと。
歌詞はホント納得。考えさせられるものがあります。
モンテゴベイからサバンナ・ラ・マル (Savanna la Mar) という街経由でトレジャービーチ方面に向かうと海岸線沿いにお墓と生家があり、彼の96歳の母親がまだそこに住んでいます。会うこともできて、写真を一緒に撮らせてもらいました。
決まった入場料はありませんが、管理人(案内人?)がいるので、寄付をします。
トレジャー・ビーチに近づくと、細道のガタガタ道になり、地図にも載っていないらしい道を行き、到着!
宿の名前は Nuestra Casa (スペイン語で「私たちの家」)。みんなは「ロジャーさんち (Roger’s)」と呼んでいます。
ロジャーが設計デザインしたという宿 + 彼と彼のママの住まい。海からのそよ風をうまく取り込んでいる造りで、ステキな宿でした。
ロジャー自身は演劇を教えていた先生だったそうです。いつからか、この宿の運営を始めて、ロンリープラネットもお勧めの宿として載ると人気に宿となり、忙しい状態が続いているそうです。
ランチがまだだったので、サンドイッチを作ってもらいひと休憩。
宿の目の前のビーチはこんな感じ。↓
午後はビーチを散歩して、Jerkへ早めの夕食。
Jerkはトレジャービーチで一番美味しいお店とのこと。5つ星の味を2つ星の値段で食べれる、とロジャーが絶賛していました。聞くと、チェフは夏はアメリカのケープコッド(私たちちょうどNY帰りに寄った街。シーフードが美味しかった!)でシェフの仕事していて、冬はジャマイカの実家に戻ってここで調理をしているということです。私たちは早過ぎたのか、彼ではなくスタッフが調理してくれた食事の夕食。残念だけど、まあ仕方がない。味付けは悪くなかったけど、まあまあかな。メカジキ(swordfish)って身は固めな魚だと思うけど、私のはとっても身が固かった。。。
*帰国後、魚のことをドクターに聞いていたら、避けた方がいい魚の種類にswordfishの名前がありました!水銀値が高いんですって。調べると日本政府も「週に2回以上食べるな」って警告出しているし〜。普通の人でそれだから妊婦は食べないほうがいいのにね。。。3日内で2回も食べちゃったよ〜〜。ありゃりゃ。まずい、まずい。汗。
宿に戻って、コーヒーをいただく夫と、クリスマスケーキ&アイスをいただく私。アイスクリームなんてたぶん1年ぐらい食べてないかも。夏のあっついNYでもそう言えば一度もアイス食べてなかったと思う。すごいな。嫌いではないんですが、家では全く食べないので。パフェとかそういうのもいつの間にか興味がなくなったのか食べなくなったな〜。歳かな!?ケーキ類・スイーツ類はまだまだ好きですけどね。
クリスマスケーキはお手製で、ジャマイカン・スタイルだそうです。一見チョコレートケーキ?と思うのですが、フルーツケーキなんだそうです。美味しかったです。
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