映画/本/ドキュメンタリー

マイケル・オンダーチェ (Michael Ondaatje)

Posted on 11月 23, 2011 in 映画/本/ドキュメンタリー | 0 comments

Michael_Ondaatje映画「イングリッシュ・ペイシェント」の小説を書いたは、マイケル・オンダーチェ(Michael Ondaatje)というカナダ人で、その人がエドモントンに来るというので、夫に誘われて行ってみた。
興味があるのは夫の方で、私は付き添いみたいな感じ。なのに、夫は学割で、私のは普通大人料金で倍のチケット料金で申し訳ない。プラス、こちらではインターネットを使って予約するとシステム利用代のようなものが発生して、そのサービス料が$12(HK$100)。高すぎない?っていうか、こういう追加料金、日本や香港ではないので、驚きました。あと数ドル出したら、夫の入場料と同じ!今度からカウンターまで買いに行くようにしたほうがいいみたい。
まあ、それはいいとして、行くからには会場で寝ないようにしないと(苦笑)。
新しい小説「The Cat’s Table」が出版記念で、その紹介のイベントらしい。前半は朗読。後半は、司会ホステスとその本についてのお話やオーディエンスから質問を受けつて話す、というイベントでした。イベント後はサイン会があるというので、夫は本を2冊購入。「イングリッシュ・ペイシェント」とその新刊を買った。

イベント終了後、行列。急いで並んだのでけっこう列の前の方だったが、それでも30分ぐらい待った。筆者は自分のサインをするのみで、To Yukoとか宛名は書いてくれないとすでにサインをもらった人が、私たちのうしろの知り合いに向かって話していた。頼んで書いてくれることも可能だが、あまり良い顔はしない感じだった。
写真を撮っている人もいたので、私たちもやってみた。夫は丁寧に「撮ってもいいですか?」と聞くと、「列が長いから急いで」とやっぱり良い顔されずにさらっと。夫が撮ってくれたのがこの写真。
Michael_Ondaatje
なんかぺこぺこしている私、笑↑。
私の番が来てNice to meet youというと、なぜか彼は「宛名は書きますか?」と聞いてくれた。「はい、私の名前は優子です、Y.U.K.Oです」と言うと書いてくれた!ラッキー!!!
夫は「今夜すごく楽しかったです、ありがとうございました」と言ったけど、自分のサインをしただけで、To Davidはなかった。さらには、早すぎて写真も撮れなかった!!なんということ!え〜〜ん!早すぎるよ〜!私はどうだっていいのに、夫がファンなのに。。。
ページを開いて差し出したのが悪かったな、と。時間を稼ぐには筆者にページを開かせたほうがいい!
ということで私は落胆。夫も残念がったけど、まっOKと。

夫は、彼に前に1回会ったことがあると。帰りにそれを聞いた。
どんな風に会ったかというと。。。
Van Morrisonという昔の有名なシンガーソングライターのミュージシャンがいるが、マイケル・オンダーチェもすごく彼を崇拝していて、自分の詩にも引用しているほど。夫がそれを知っていたので、持っていたVan Morrisonの”Astral Weeks”というアルバムのCDを差し出して、マイケル・オンダーチェにサインをお願いしたそうだ。
かなり失礼!?
夫はそのことも謝りたかったらしいけど、とてもじゃないけど、一瞬すぎてしゃべれなかったと。
でもそのCDには To Davidと書いてくれてたから、一応よかったね。

今日夫は大学に行くと、やはりそれに行ったほかの学生とその話題になったそうだが、だれ一人として、彼から宛名書くか?と聞かれた人はいなかったと。お願いして渋々書いてくれたという感じ。
なんで私のときに聞いてくれたんだろう〜。ランダムに?

サインをもらったからには、本読むかなー。笑

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Irshad Manji イルシャド・マンジ in Edmonton

Posted on 9月 27, 2011 in ニュース / 話題, 大学周辺, 映画/本/ドキュメンタリー | 0 comments

irshad manji彼女のサイト https://www.irshadmanji.com/
英語Wiki http://en.wikipedia.org/wiki/Irshad_Manji

Irshad Manji イルシャド・マンジさんは、トロントを本拠に活動するTVパーソナリティー、著述家、メディア起業家、NY大学教授。イスラム教徒。
らしいです。
いろんなニュース番組やディベート番組に出ているらしいので、私はテレビで見たことあるかも?ぐらい。夫は前から知っており、エドモントンに来るというので、行ってみることにしました。
本を出したばかりで宣伝も兼ねているトークのイベント(1時間半ほど)を聴きに、Garneau Theatreへ。
夫は学生価格でCAD$10。私はCAD$25。(なに、この差は!)
人はたくさん入っていました。

彼女はカナダ人。そしてレズビアン。
イスラム教徒でオープンにレズビアンって、もうそれだけで、みんな注目しちゃうじゃないですか。

お話は面白かったけど、私の英語力がもっと上級だったらと願いました。。。
宗教、哲学思想、戦争、人権、そういった専門用語がまだまだ苦手。。。

彼女について日本語で読みたいと思って調べるけど、日本語での情報があまりなかったです。。。
カナダで一応ベストセラーなんですけどね(昔に比べたらそんなに売れなくてもカナダではベストセラーになれるって夫が言ってますが〜)。

日本人からすると、イスラム教ってなじみがないし、遠い存在。インドネシアとかイランとかイスラム教の国には旅行に行ったことがあるけど、親しい友達にイスラム教徒の人がいるわけでもないし、彼らが持つ悩みに触れる機会がなかったと思います。
イスラム教やそれを信仰する国の人権問題系ニュースは絶えないので、世界レベルでは重要な課題がいっぱいなのだろうなとは想像は付きますが。

印象深かったのは、異宗教間での結婚。
イスラム教の人とユダヤ教の人が恋に落ちました。
両方の親は宗教上、異宗教間の結婚は許しません。
ロミオとジュリエットだね、こりゃ。
昔の話?みたいな。
いや、現在のお話です。
それでも結婚したい場合は、子どもが親を説得するという仕事が待っています。宗教問題が心の愛の神髄をかき乱します。
いやー、私たちの結婚のときは、宗教という文字は1つも出てきませんで。そういう意味では私たちはすごく幸せだな。宗教を信仰していたとしても、異宗教を受け付けいれられる家庭だったら問題ないですけどね。

彼女の両親はエジプト人とインド人。でウガンダで生まれたそうです(ウガンダの人口の70%がキリスト教。10%がイスラム教)。本は英語で書いています。リクエストが多く20カ国語ぐらいに訳されているらしいです(本としてなのか、ダウンロード用ドキュメントなのかわかりませんが)。訳して売り出してもだいたいイスラム教の国では販売禁止を食らうらしいです。でもダウンロード数が25万とかで、それをさらにアンダーグラウンドで印刷して出回っているとかで、相当の数の人が興味を持って読んでいるようです。

コーランは難しすぎて読まないとは思うけど、彼女のコーランに対するコメントは面白いので、読みたくなります。
かなり昔のですけど、ここに1つインタビューがありました。ページの下の方です。

追記:夫もブログで書きました。

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Eco Pirate

Posted on 9月 9, 2011 in 大学周辺, 映画/本/ドキュメンタリー, 自然 | 2 comments

家にたくさんDVDあるんだけど、引っ越し後、なぜかDVDテストすると白黒。なぜ?直せないままいます。白黒じゃなー。
で、夫が見たいと言っていた「Eco Pirate (エコパイレーツ)」が近くの映画館で上映していたので、エドモントンで初めて映画を見に行きました。これは映画ではなく、くじらやイルカを守ろうと今はシーシェパードというグループのリーダーとして過激な行動をしていると言われているポール・ワトソンさん(カナダ人)のドキュメンタリー。昔何してたかなど全然知らなかったので勉強になりました。

ルイ・シホヨスさんという人(The Coveの監督)もそうですが、日本のイルカ漁に対する反対運動は彼らが指揮を取ったほんの1つのできごと。いろんな国でいろんな動物を命をかけて守ろうとしている人でした。

彼ははっきり言って人間が嫌いなんじゃないかな。夫がそう言って、それはあり得ると思いました。なんとなく気持ちが分からなくもない。例えば競馬の馬がレースしているときに事故ったシーンを見たときのとっさの私の気持ちは「馬がかわいそう」。乗っている人間より馬を心配してしまう。そういう事態を引き起こす状態を作ったのは人間だし。馬は利用されているだけだと思う。もちろん走ることを楽しんでいる馬が大半だろうけど、別にレースで走らなくてもいいわけだし。馬のけがが深刻なら殺されるというのも腑に落ちない。世の中はなぜこんなに人間の都合でコントロールされているのだろう?と思う。自分も人間なんだけど嫌悪感を感じる。
香港にいたので競馬は名物でしたが見に行く気には全くなれませんでした。そりゃ馬は美しいですよ。でも競馬で見たいと思いません。
スペインの闘牛なんてものも最悪。あれはホントあり得ない。吐き気がします。
話は戻りますが、動物に危害を加える、無駄に殺している、絶滅の危機にさらされているのに仕事だからと言って殺し続ける、無駄に苦しむ時間が長いなど、それに対して平和に対処するのが理想だけど、そんな生温い方法で止められないので、彼が存在するのではないでしょうか。捕獲し続ける会社や国は、絶滅の責任、どうやって取れるんでしょうね。

彼についてのWikiでの説明が英語のと日本語のとで全然違うのに今日驚きました。日本語での説明は悪意に満ちていました。敵が多いほどいいんだと本人は言っていたので、彼はそんなに気にしなさそうですが(苦笑)。

頭がいい動物(人間)はそれだけ責任大。エコに対しては神様のように知恵と慈愛に溢れていなければならないと思う。動物だけじゃなくて、ほかのエコに関することすべてに関しても。
第3者(宇宙人)が見たら「地球人は自らを滅ぼしたいんだね、きっと」と思うでしょう。地球は汚すは、自然の連鎖を崩すは、リサイクルはしないは、核は作るは。。。どう見ても自滅したがっている星にしか見えないはず。

なんでもそうですけど、ひとりひとりの意識が大切ですね。

Garneau theatre Garneau theatre
チケットがなんかレトロ♪ 香港のは必ず機会印刷の映画タイトルや日時が入ったスタイルなので、こういうチケット新鮮でした。チケットの値段はAdult CAD$10、Student CAD$8でした。午後の時間の映画はもっと安いです。

Garneau Theatre
8712 109 Street, Edmonton, AB T6G 2L5
(780) 433-2212
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