Irshad Manji イルシャド・マンジ in Edmonton

Posted on 9月 27, 2011 in ニュース / 話題, 大学周辺, 映画/本/ドキュメンタリー | 0 comments

irshad manji彼女のサイト https://www.irshadmanji.com/
英語Wiki http://en.wikipedia.org/wiki/Irshad_Manji

Irshad Manji イルシャド・マンジさんは、トロントを本拠に活動するTVパーソナリティー、著述家、メディア起業家、NY大学教授。イスラム教徒。
らしいです。
いろんなニュース番組やディベート番組に出ているらしいので、私はテレビで見たことあるかも?ぐらい。夫は前から知っており、エドモントンに来るというので、行ってみることにしました。
本を出したばかりで宣伝も兼ねているトークのイベント(1時間半ほど)を聴きに、Garneau Theatreへ。
夫は学生価格でCAD$10。私はCAD$25。(なに、この差は!)
人はたくさん入っていました。

彼女はカナダ人。そしてレズビアン。
イスラム教徒でオープンにレズビアンって、もうそれだけで、みんな注目しちゃうじゃないですか。

お話は面白かったけど、私の英語力がもっと上級だったらと願いました。。。
宗教、哲学思想、戦争、人権、そういった専門用語がまだまだ苦手。。。

彼女について日本語で読みたいと思って調べるけど、日本語での情報があまりなかったです。。。
カナダで一応ベストセラーなんですけどね(昔に比べたらそんなに売れなくてもカナダではベストセラーになれるって夫が言ってますが〜)。

日本人からすると、イスラム教ってなじみがないし、遠い存在。インドネシアとかイランとかイスラム教の国には旅行に行ったことがあるけど、親しい友達にイスラム教徒の人がいるわけでもないし、彼らが持つ悩みに触れる機会がなかったと思います。
イスラム教やそれを信仰する国の人権問題系ニュースは絶えないので、世界レベルでは重要な課題がいっぱいなのだろうなとは想像は付きますが。

印象深かったのは、異宗教間での結婚。
イスラム教の人とユダヤ教の人が恋に落ちました。
両方の親は宗教上、異宗教間の結婚は許しません。
ロミオとジュリエットだね、こりゃ。
昔の話?みたいな。
いや、現在のお話です。
それでも結婚したい場合は、子どもが親を説得するという仕事が待っています。宗教問題が心の愛の神髄をかき乱します。
いやー、私たちの結婚のときは、宗教という文字は1つも出てきませんで。そういう意味では私たちはすごく幸せだな。宗教を信仰していたとしても、異宗教を受け付けいれられる家庭だったら問題ないですけどね。

彼女の両親はエジプト人とインド人。でウガンダで生まれたそうです(ウガンダの人口の70%がキリスト教。10%がイスラム教)。本は英語で書いています。リクエストが多く20カ国語ぐらいに訳されているらしいです(本としてなのか、ダウンロード用ドキュメントなのかわかりませんが)。訳して売り出してもだいたいイスラム教の国では販売禁止を食らうらしいです。でもダウンロード数が25万とかで、それをさらにアンダーグラウンドで印刷して出回っているとかで、相当の数の人が興味を持って読んでいるようです。

コーランは難しすぎて読まないとは思うけど、彼女のコーランに対するコメントは面白いので、読みたくなります。
かなり昔のですけど、ここに1つインタビューがありました。ページの下の方です。

追記:夫もブログで書きました。

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