7月18日(水)
この日は、前回書いたように紀伊国屋に朝一に行って用事を済ませ、そのあと、意図してではなかったのですが公園をいくつも歩きました。
Union Square, Washington Square Park, Madison Square Park, Bryant park。
それぞれ違った味の公園。
ユニオン・スクエアでは曜日によりGreen Marketというマーケットをやっているようで、覗けてラッキー!おやつにネクタリン購入。ジューシーで甘かったです。
ワシントン・スクエア・パークはこんな感じ。ワシントン・スクエア・アーチと噴水があり、緑が豊富。ベンチ涼むのも気持ちがいいです。
そしてそれからマディソン・スクエア・パーク。ここには変な物体があるので来ました。笑。耳を当てると音が聞こえてくるんですよ〜。ますます変ですね〜。
ピート・シーガーさんの時間が来たので、急いでブライアント・パークへ。
夫から話を聞くと、彼は93歳のシンガーソングライター。ボブ・ディランの父親的な存在(実際に友人)で、プロテスト的な歌を歌いだした先駆者。そして奥さんは日本人!ハーバード大学中退。
今、日本語のwiki見たら、ピートさんの説明がいっぱいでびっくりしました。日本でも知名度は高いのでしょうかね。私はほとんど知らず、曲が聴いたことがあるぐらい。夫がよく歌っているので、それで知っていたくらい。
一番有名な曲はこれのようです。
「花はどこへ行った (Where Have All the Flowers Gone?)」
「花はどこへ行った 少女がつんだ」→「少女はどこへ行った 男の下へ嫁に行った」→「男はどこへ行った 兵隊として戦場へ」→「兵隊はどこへ行った 死んで墓に行った」→「墓はどこへ行った 花で覆われた」と続き、再び冒頭の「花はどこへ行った 少女がつんだ」となる。
最後には必ず「いつになったら わかるのだろう」という言葉で締められているため、「戦争がいつまでも繰り返され、いつになったらその愚かさに気づくのか?」というメッセージ、今度こそもう戦争は絶対に止めようという思いを込めて盛んに歌われることとなった。(wikiより)
ミスチルもこの曲カバーしていたりするんですね。すごい。知りませんでした。*でもとっても意訳らしい。
本を書いたのでその宣伝も兼ねてトーク&音楽のイベントでした。
入場料はなかったのですが、有名人ですし、こんな小さな公園では、混雑の予想。やはり時間ちょっと前に行ったら、立ち見になりました(→でもその後座れました)。
本は紀伊国屋(公園の向かいなので?でも日本語の書店なのでは?)がピートさんの新刊をどんどん売っていました。買った人はあとでサインに並べるので、ここで皆さん買います。夫も自分用と母親用に本を購入。最後は売り切れ。紀伊国屋のマネージャーさんはデビッドを覚えていたらしいけど、この本の購買については優遇してくれませんでした(私たちもしつこい?笑)。途中マイクハプニングが起こり、15分ぐらいは彼の半径3メートルぐらいの人しかエンジョイできなかった状態でしたが、でも皆で歌を歌い、集いを楽しんでいました。
本のサインに並んで早1時間。。。。ひとりひとりに時間をかけてくれるのは、すばらしい!んだけど、なかなか進まないですね。1時間半ぐらい待ってやっと順番が回ってきました。
2冊の本に丁寧にサインしてくれて、宛名も書いてくれました。夫の母用の本にも、To Marie!と、それも「!(びっくりマーク)」入りで(笑)さぞかし、喜ぶでしょう。これはのちに母Marieへの誕生日プレゼントになりました。Marieもね、BCの教師連盟時組合(っていうのかな)のリーダーをしていたので、ピートの歌には共鳴しっぱなしだったらしい。
で、少しだけ会話をしてくれて、そのときに、自分はこの本のジャケットが嫌い。と言って、いきなりペンでバッテンを付けました〜〜!!え〜〜〜!!
この写真を使う許可は与えてないんだとか。誰かが勝手にこれにしたとか。
え〜〜〜、それはひどいですね、表紙を筆者に相談なく決めてしまうなんて〜。
まあ、そう言われてみれば、自由や希望を唱える本なのに、かなり思い詰めた表情。それだけ真剣に世間のことを考えている、というようにも見えるけど、本人が嫌というのでは、変えたほうがいいですよね。
サインに付けているバンジョーの絵、すごくステキ。バンジョーをよく弾いているみたいだけど、少年のときにはウクレレから音楽に入ったのだとか。
というわけで、私たち的にはびっくりの面白さでした。
長生きしてくださいね!!
*夫もブログで書いています。
3時過ぎにランチ。
その後、タイムズスクエアに行きましたが雨に降られトイザラスへ雨宿り。テーマパークみたいで中が広い!Legoでできた巨大オブジェがすごくて感動しました。
4 Comments
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- NY – Whitney Museum & Yayoi Kusama | エドモントン日記 - [...] Charlie Rose に遭遇して図々しくも一緒に写真撮って興奮しちゃったな。あー、よかった、よかった。好きな有名人で。 トレイシー・ウルマンにも遭遇したけど、そのときは私よく知らなくて残念でした。 ピート・シーガーもミニコンサート&本のサイン会があって行って見たけど、夫が好きで見に行っただけで、そのとき私よく知らないまま。 両方、超有名人だったのに!なんかポカンとしていました。知らないと損ですね。まあ、若かったということで。誰が?私が。 でもこれだけかな、お金払わないで見れた芸能人は。 [...]
- 離乳食って大変 | エドモントン日記 - […] その日のブログはこちら。 […]
ピート・シーガーさんてDavidさんのお父さんにちょっと似てない?
「花はどこへ行った (Where Have All the Flowers Gone?)」はなつかし~なぁ♪
私たちの時代には、みんな大好きでよく歌ってましたねぇ、フォークソングが流行ってた時代です。
え〜、知ってたんだ?懐かしいんだぁ。youtubeで日本語版とか上がっているのかな。見てみよっと。Davidのお父さんには、、、似てないと思うけど、、、似てるかなぁ。