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キューバ旅行 7 (シェンフエゴス)

Posted on 2月 11, 2012 in Cuba | 0 comments

2011年12月27日

宿はフリオの宿より安いOlga & Eugenioという宿。オーナーは片言日本語をしゃべる。日本語のガイドブックにも載っているのかな。日本人や韓国人が時々泊まってくれると言っていた。
宿に着くともう3時。レストラン探しがてら散歩。メインストリートへ。With Benny Moré With Benny Moré
この街出身の有名なミュージシャンBenny Moréの肖像。
Benny Moréにちなんだアートやレストランがあちらこちらにあった。
Benny Moré Cafe Streets in Cienfuegos

メインストリートは広々。歩道は屋根があって歩きやすい。フランス建築の街だそうだ。道ばたの安いピザでもいいかと思ったけど、ちょうど売り切れだった。待つのが嫌でまた歩き続ける。込んでいるファストフードか、チキンばかりのレストラン。または変な時間なため閉まっているレストランも多い。う〜〜ん。腹が減っては戦(散歩)ができない!というわけで、夫は馬車を捕まえて、どこでもいいからSeafoodレストラン連れて行ってと頼む。スペイン語で「魚」と言っても通じず、「マリーン」と言ったら、ヨットクラブに連れて行かれた。苦笑
Streets in Cienguegos Yacht club
連れて行ってくれた馬ちゃん、よく見ると腰骨の辺りが擦れて血がにじんでいる。ちょっと!どういう扱いしているの!こういうの一番気分悪い。スペイン語で「どうしたの?」と言えないのだけど、指摘すると、何言っているかよくわからないけど、批判と受け取ったのだろう、自己防衛の言い訳っぽい口調。傷口にせめてベルトや縄が当たらないようにしてやるとかしてほしいもの。その日その日で馬車をレンタルして仕事しているのかもしれないので、彼が馬の持ち主でない可能性もあるのだけど、動物が怪我しているのを見るのは嫌な気分だと観光客じゃなくても誰でも思うでしょう。
ヨットクラブ到着。。。
一応バーみたいなところがあるので、座ってメニューを頼む。周りはみんなビール飲んでいる。
メニュー持ってくる気ないのか。全然来ない。もう4時近いし。ランチディナーになっちゃうな、こりゃ。
どんどん気が短くなってきている夫。違うところに行くと言って外に出る。あまり人通りもないがリキシャ(三輪自転車)が通りかかる。よかった。レストランどっかない?と聞き、連れて行ってもらう。このリキシャのお兄さん、スピーカーででっかい音で音楽かけて、びっしょり汗かいて漕いでくれた働き者。汗くさいけど、イイネ!1軒目は閉まってたけど、2軒目はいいところ連れて行ってくれた!ありがとう〜〜!店からもしっかり紹介料取って頂戴。

店はあとから夫のガイドブックを見ると一押しのレストランだったことが判明。良心的な値段!
スプライトが2CUCで、絞り立てジュースが1.5CUC。安い〜。私たちの国では逆だよね(笑)。スプライトが$2だったら、絞り立ては$5だ。
Pinapple juice
Pudding
We are hungry
Fish
Shrimp Paladar Aché
この街は1泊しかしないんだけど、次の日も来たいかもと思うほどサービスも清潔さも味もよかったです。高くないし!これはランチディナーになってしまったので、この日は早めに消灯。

 

12月28日
シェンフエゴスは1泊だけ。この日1日観光して、夕方ハバナへバスで移動。
Great food and nice antique looking dishes Great food and nice antique looking dishes Is she a nurse?
朝食はシンプルだけど美味しくて量が半端じゃない!これで一人4CUCは安い。ベランダで食べたいと言ったら運んでくれました。ありがとう〜!ちなみに奥の飲み物はヨーグルトドリンクとグアバジュース(ピンクがイイネ!)。カラフルな食卓だ。食事の支度をしてくれた方はなぜかナースような服装。彼女はスペイン語しか話せないみたいで、つっこんでは聞けませんでした。襟元に花を挿している割にはタバコ吸っているし。キャラ的に面白いではないかい?
お皿もレトロでかわいい。キューバの人はモノを大切に使うね。モノが溢れた世界に住んでいる私たちは見習わなければ。

お腹いっぱいになったところで街へ散歩。
Streets in Cienfuegos Romantic Chaplin
この日もいい天気。格式高そうなシアターを見学したり、お土産物見たり、スーパーで商品の値段を見たり、商品がどこの国から来ているかとか見るのも面白い。
ここは共産国。食べ物も配給制。配給専用のスーパーがあり、商品がガランと売り切れてしまっているコーナーも。ときに行列があったり。
その月の配給チケットを使い切ってしまったら、あとは自分のお金で買わなければいけないようです。
共産主義ってことは、基本的に競争しないってことでしょ?人のニーズを考えてよい商品を開発しようとか、より良い仕事をしようとか、そういう向上心を育てるのが難しいシステム?お金持ちになれないから、海外旅行も行けない、カメラも買えない。贅沢な趣味は持てない、ということ。それもやっぱり寂しい。
良いところは、極端な貧乏人もいないお金持ちもいない、そして、基本的なヘルスケアと教育は政府が面倒見てくれる、というのは、いいシステムだなぁと思う(キューバは医者を輸出しているほど医者が多い!すごいね!)。
資本主義が良いものだと思い込んで来たけど、今のアメリカ状態を見ていると、極端な資本主義もだめだなーと思えるし、なにごともバランスなのかな。良いとこ取りのシステム構築は、人類の課題ですね〜。

Centro Recreativo la Punta昨日は馬車にヨットクラブに連れて行かれたけど、夫がまた同じ方向にきれいな場所があるから行きたいと言うので、また足を捕まえて行くことに。リキシャ(三輪自転車)がいたので声をかける。
あれ!昨日の帰りに走ってくれたお兄さん!今日もお願いします。交渉して出発!
今日のリキシャは昨日のと違ってスピーカーがない。その日にレンタルして仕事しているっぽい。
ちょっと海にせり出していて眺めのいいスポットまで走ってもらった。楽チンに乗っているだけの私たちは風が気持ちよい。お兄さん、到着のころまでには汗だく!すみませんね、ありがとう〜。
The same driver as yesteday! Got oil? No. God air for a tire!
帰りにガソリンスタンドに寄る。
えっ、なんで?
と思っていると、降りるように言われる。タイヤに空気を足し始めた。ほ〜〜、自転車系もここで空気が入れられるんだ。面白い。空気満タン、街へ帰る。

ずっと食べたかったフィッシュ・バーガーを見つける!やったー!街で見かけるバーガーやサンドイッチはチキンがビーフでしょ、、、ベジタブルだけっていうのもなかったから、食べるものなくて・・・。このフィッシュ・バーガーは2つで5CUC。買いだめしたかったくらい。
Lovely fish burger Delicious fish burger
包んでもらう。ハバナ行きのバスの中で食べるつもりが待ちきれず、バスターミナルで食べちゃった。思った通り美味しかった〜!

3時間かけてハバナへ。

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キューバ旅行 6 (トリニダー)

Posted on 2月 4, 2012 in Cuba | 0 comments

2011年12月26日
部屋の掃除やシーツの取り替えが2日連続なされてなかったので、頼まなくちゃやってくれないのだと諦め、3日目の今日は、朝、頼んで行ったのに、夜戻ると、やっぱりまた何もなされていない。。。なんで〜〜〜!
もういいよ、頼まないよ〜。新しいタオルだけ頂戴!全くもう!!ガイドブックでなぜここが一押しなのか、だんだん疑問になってきた。

朝食。パパイヤジュースが熟し過ぎ?腐ってる?なんだかよくわからないけど、無理して飲もうとしたけど、半分でギブアップ。ふだんなら飲めそうだけど、今は飲めない。。。
♥
宿の犬、愛がストレート!かわいいなー。

この日は馬で滝へ行くツアー。
こちらのブログを旅行前に拝見していて参考にさせていただきました。私たちもやってみることに。片道2時間ぐらいで1日がかりの遠足。参加費一人25CUC($25)チップやランチやらでもう$20ぐらいかかる。この日参加が一緒だったのは、イタリア人の男性2人組と、スイス人イスラエル人カップル。私は妊娠中のため馬車でお願い。でもガタガタ道ばっかりで、すっごい揺れて、しっかり捕まっていないと放り投げ出されそうでした。お終いには腕もお尻も痛くなりました。
でもキューバの田舎道や森の景色をゆっくり眺められるのはなかなかよかった。天気も最高。

IMG_1007 Horse-riding trip
Horse-riding trip Horse-riding trip

途中、休憩でサトウキビジュース(3CUC)を振る舞ってくれるファームに到着。鶏やヤギさんがいる。豚や猫もいました。猫以外みんな食べられちゃうんだね。。。まあ、のんびり生き物らしく飼育されている環境は良いことだ。

Break @ a farm Animals

サトウキビジュースはその場で絞ってくれて、普通にそれなりにまあまあ美味しかったけど、私のこのときのコンディションから、絞り機はきれいなのか、泥は混じってないかとか、そういうことが気になって、ぐいぐいは飲めませんでした。ん〜〜つらい。

Sugar cane juice Sugar cane juice

おじさんがスペインギター(弦6本)を引きながら歌を歌いだし、それにみんな乗っかって歌い始めて、サトウキビで酔っぱらったのか、お酒が入ったカラオケパーティーみたいな盛り上がり。楽しかった!

Party time @ a farm

そのあと40分ぐらい馬で森へ。ある箇所からは歩いて滝へ。雨がずっと降っていなかったからか、しょぼい滝。あれ?これ滝?みたいな。笑

Salto del Caburni Waterfall Salto del Caburni Waterfall

でもとりあえず水着持って来た人たちは、滝へジャンプで、リフレッシュ。
夫はココナッツにモヒートを入れてもらって、それを飲みながら、葉巻で一服。こっちに煙が来ないように吸ってくれよ〜。

Cigar and mojito Hello from the Baño sign

トイレ表示の板の上にトカゲ君。かわいいね〜。

ゆっくりしすぎ、おしゃべりしすぎで、時はすでに2時ごろ。お昼へレッツゴー。

食事は民家で。さっき通ったときに食べ物の好みを聞かれて、肉は食べないことを伝える。そうでなければたくさんチキンとラムが出てくるところだった。裏庭にたくさんのヤギや鶏。御愁傷様です。。。せめて私たちの食べ物になるために殺されないでね。

 

道草を食うランチのメインは、野菜(レタス、トマト)、ユカという白い芋、味のついたライス。ライスが美味しかった。塩とバターで炊いたのか、そんなような味。

 

お腹も落ち着いて、帰路へ。
お馬さん、ホントにお疲れさまでした。途中で草や水(川で)道草食いそうになりながら(実際食っていたけど)、往復約4時間!たくさん干し草食べさせてもらって休んでね。

Drinking river water Thank  you for the long ride!!

夜はガイドで見つけたイタリアンレストランに行ったけど、閉まっていて(がっくし)別を探すことに。パスタ食べる気満々だったのに〜。
かなり歩いていくつかレストラン覗いてやっと見つけたレストラン。生演奏はなし。値段は割かし安い。ここで食べることに。
夫はこれでもかってほどロブスター食べているけど、ここでも。ここのロブスター$10だったので期待していなかったけど、2匹!今までで一番お得なロブスターじゃないかな。よかったね。
私のパスタもOK。茹で過ぎだったけどね。完食!

Last dinner in Trinidad Last dinner in Trinidad

この日も部屋の掃除がされていなくて、でも最後の夜だからどうでもよくなった。結局4泊したけど、一度も掃除に入ってくれなかったのは驚き!クリスマスだったからとは言え、ちょっとね。

12月27日
Julio is a photographerトリニダー最後の日。朝食食べてフリオとおしゃべり。キューバの警察汚職事情などを聞く。どこの国もあるんだね、わいろや嫌がらせ。。。
フリオは写真も好きで、家の中にはいくつか写真が飾ってある。フリオもCanonだそうだけど、海外へ行ったときに買うそうだ。キューバでは売っていないらしい。というか、高いカメラは誰も買えないから売っていないんだろうね。
Julio\'s casa Streets in Trinidad

Streets in Trinidad

この日は、午後シェンフエゴスへバスで移動。
チェックアウトして、バスターミナルで荷物を預けたあと、ランチ用にサンドイッチ売っていないか探しがてら、最後の散歩。やっぱりどこから見ても絵になる素敵な街だな。ちなみに街自体がユネスコ世界遺産。
残念ながらサンドイッチ売ってない!シェンフエゴスに着いてからにすることにする。1時のバスに乗って1時間半(6CUC/人)で到着。すぐ明日ハバナへ行くためのバスチケットも購入(20CUC/人)。

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キューバ旅行 5 キューバのチャゲアス?(トリニダー)

Posted on 1月 27, 2012 in Cuba | 0 comments

2011年12月25日
今日は朝からビーチへ行ってみる予定だったので9時には起床。部屋を出るが、祭りの後という感じで、ワインやビールの空き瓶空き缶がテーブルや床に転がっている。
Next morning Next morning 宴の後
え〜と、朝ご飯を食べたいんですけど?
クリスマスだからか、従業員のお姉さんはいない模様?庭に腰掛けて、とりあえず誰かが来るのを待ってみる。ほかの宿泊客の気配もない。みんなまだ寝てるの?それとももうどこかに出かけたの?
そのうちオーナーが出て来た。まずとりあえず昨晩のお礼を言って挨拶。今日はこれから教会へ行きます、とのこと。朝食のことすぐ聞けばよかったんだけど、まさか?と思ったのと、一言めにめしの話じゃ、、、と思い、ちょっと待ってみる。でもそのあとすぐ家族で行っちゃったみたいで、聞く人もいなくなった。オーナーのお母さんがいたので、聞いてみるが英語は通じず。。。
だめだ、こりゃ。
外へ食べに行くしかなさそう。
え〜と、昨晩のクリスマス会でごちになったから、朝食なしでもOKでしょ、ということなのかもしれないが、説明がない。宿泊中は毎日朝食を食べたいとは伝えてある。納得できず。。。
そして外のレストランは、朝食はどれほどの頻繁度で開いているのか、よく知らない。それもクリスマスの朝で閉まっているレストラン多々ありそうな気配。。。元旦みたいなものだもんな〜。私たちふたりしてちょっと不機嫌に、、、
Streets in Trinidad

Christmas breakfastけっこう歩いてやっと開いているレストランを見つける。朝食メニューはないみたいで、食べたいものを伝える。ちょっと待って!いくら?と私は聞く。お姉さん、その場で言えず、キッチンに行って戻って来た。オムレツ$1.5。値段を分からないで注文しちゃうと、いつふっかけられるか、知れたもんじゃない。だから聞いた。けっこう安くて安心。でも不機嫌な夫は、安いに決まっているじゃん、値段なんて聞かないで。って。いや、それは違う。あとからふっかけられて、後悔するのは私だから、私は聞いただけ。で、そのあと、コーヒーとジュースも頼んだんだけど、これは値段聞かなかったら、それらもそれぞれ$1.5だった!たけっ!ちょっと油断しちゃった。さすがにオムレツより高くはしなかったけど、不自然でない程度にいくぶん高い。(細かくてすみません)
トーストが古いパンだったみたいで、カチンコチンだ。
それでも2枚も出て来たら、ちょっとぐらい食べようと思って、それでバターをもらおうと思って、バターを塗るまねをして「バターください」と英語で言ったら「マヨネーズ?」って言われて、ちょっと違うんだけど、それでいいやと思ってマヨ塗って食べましたよ。こっちの人はマヨネーズ塗るんだね。
一筋縄では行かない朝食でしたー。

おかげで街を出るのが昼近くになっちゃったよ〜。これからレンタル自転車でビーチまでレッツゴー!片道20km!がんばるぞー!
Streets near Trinidad
日差しは強い。街の中は石畳だったけど、郊外はアスファルト。妊婦だから、石畳のガタガタがおまたに良くないと思ったけど、ほとんどアスファルトだったので、なんとか大丈夫。ガタガタのときは立ち漕ぎ。ビーチまでけっこう遠くて1時間半もかかってHotel buffet @ Playa Anconしまった!途中、日焼け止めをすりすり塗りながら来たけど、すごい汗かいたー。
ランチはビーチのホテルのビュッフェ。オレンジジュースが美味しくてがぶ飲み2杯いっちゃった。宿泊客じゃないけど、そこのホテルのビーチで1時間半ほどのんびりしました。

Beach near Trinidad

帰りは少々登りということもあり、そして軽く雨が降ったりして途中少し雨宿りなどしていたので、2時間以上かかって街へ戻った。暗くなることまでに戻れてよかった。
私も夫もちょっと体に合わない自転車だったし、ブレーキが片手しかない(普通両手にブレーキあるけど)という自転車だったけど、1日$3で借りられたのは安かった。
カサへ戻る。あれ?また部屋が掃除されていない。シーツもゴミもそのまま。。。2日前のランチの残りは夕食になって、その残りが捨ててあるから臭い始めているぜよ。。。

シャワーを浴びて、夕食へ。
つわりでマジ吐く〜。最近は夜具合悪くなる。
道ばたで具合悪くなるとそれが一番困る。吐くとしたらどこで吐こうかとか(ゲロ袋用意しておこうよ!)、人目も気になるし、一気に緊張する。つないだ手も緊張で急に汗ばむので、夫も変化に気づく。映画やドラマで観るのような、上品な「ウッ」じゃなくて、「おえ〜〜〜っ」「ぶわ〜っ」というようなマジで来てますわ、吐きますわ、的な体音。吐くのを我慢しているときが一番大変。とりあえずこのときは吐かずに済んだ。
行ったレストランは通常ビュッフェをやっているらしいのだけど(ガイドブックにそう書いてあった)、クリスマスはアラカルトメニューしかないらしく、ちょっと高いけど、そこにした。そこのミュージシャンすごく歌やギターが上手で今回も当たり!キューバのチャゲアス?って言ったら褒め過ぎだけど、ホントうまいの。歌い方にも特徴があって、声が伸びてて、やっぱりチャゲアスのように長年やっている味が出ているという感じのデュオでした。オリジナルソングだという曲もすごくかっこいいの。
Lobster! Duo Ensueños
ロブスターと、2人組ミュージシャン Duo Ensueños @ Restaurant Plaza Mayor

みんなオリジナルソングでオリジナルCD引っさげているんだよね〜。すごい。

写真のキスは夫の提案。私に罪はありません〜。
CD購入。
フレンチフライ、私一人で2皿食べちゃった。なんかね、すごい食べたかったの。笑

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キューバ旅行 4 (トリニダー)

Posted on 1月 26, 2012 in Cuba | 0 comments

2011年12月23日夜
カサはよかった。広いし、家の中に馬もいるし、犬も3匹でフレンドリー。動物が好きな人は、うれしくなっちゃう。
夜散歩に出て、素敵なミュージシャンが夜な夜な演奏しているバーへ行ってみる。モヒート(私のはノンアルコール)飲みながら1時間ほど。なんだか老若男女、みんなサルサ踊れるの?すごいね、この国は。知らない人に一緒に踊ろうと声がかけられないかちょっとドキドキしちゃったよ。わたしゃ、全然踊れないし、つわりだから勘弁して〜と。バンドのCD買ってみる。$10。
@ Casa de la trova Gentleman @ Casa de la trova
David enjoying a mojito and a cigar Yewco hates smoke
私はたばこはもちろん煙も大嫌いです。写真はポーズのみ!

24日
Horse in the house!オーナーはHorse Whisperer(馬ささやき師?)。馬にささやくって詩みたい♪ 何をする人?って感じだけど、話を聞いていろいろと馬のこと勉強になった。「馬ささやき師」とは、調教師みたいなものかな。人間を恐れさせて命令して従わせるのではなくて、気持ちや行動パターンについて、そしてその馬の性格を知ってわかり合った上で、コミュニケーションを取り、従わせる。と理解した。
馬は馬車として、荷引きとして、街のそこら中で人間のために働いている。お疲れさま〜!

Breakfast遅めの朝食。ミルクがちょっとoff?ちょっと分離していて悪くなり始めっぽかった。
私は全然潔癖性とか新鮮なものしか受け付けないとか、そういうことはないのだけど、なぜかつわりのときは、ちょっとでも腐ってる?汚い?と思ってしまうと、気分が悪くなってしまうようになってしまったのがつらい。
でもフルーツや卵は美味しかった。サルモネラが心配だったので、well-doneで頼んだけど、ちょっと半熟だった。。。ドンマイ!

今日は1日街を散歩。博物館も2つ。
View from Museo Historico Municipal de Trinidad Streets in Trinidad Mango juice
Streets in Trinidad Streets in Trinidad
ビーチのバラデロと比べてけっこう暑い。同じキューバでも北側と南側(この街は南)では違うようだ。
汗かく。水は飲みたくないので、パックのオレンジジュース飲む。

ランチは特別行きたいレストランがなかったので、誘われるままに行ってみたレストラン。なかなか素敵なミュージシャンと普通に美味しいピザ。
Restaurante Trinidad Colonial Veggie pizza
エドモントンの大家さんのアドバイスで、夫はあげるためのギターの弦を持ってきていた。古いギターの弦でもキューバのミュージシャンは喜んで使い、それがチップ代わりになると。すごいのは、1種類の弦を引き延ばしたりすることによって、本当は5種類セットとかで買うのに、1種類をすべてに運用。夫は新品のギターの弦をチップ代わりに誰かにあげようと思って持っていたものを、ここであげました。でもシンガーの人にチップ置いてないような罪悪感を感じ、さらに現金のチップも。
みんな自主制作のCD持っているんだよね〜。チップを数ドル払うか、CDを買ってそれをチップとするか、あなた次第。
彼女らもすばらしかったー。歌は超うまく、ギターも洗練されたテクニック。彼らは2〜3種類CDを持っていた。スタジオでレコーディングするのに、1曲$12かかるそう。10曲の1枚のCD作るのに、単純計算で最低$120。キューバ人にとっては大金だ。一人前のミュージシャンとしてやっていくのは楽ではなさそう。
それにしても、すべてのレストランに専属ミュージシャンやそのときの雇われミュージシャンがいるのかな?すごいことだ〜。
ピザはたったの$4と$6(それが相場なんだけど)。CD買ったりすると、音楽に対して払っている対比が高くなる。
Canchanchara夫はチャンチャラという甘いアルコールも飲む。シロップが沈んでいるので、混ぜながら飲む。私も一口だけ。美味しい〜。
食べ物だけでいい人は、生演奏があるか確認した方がいい。演奏があっても自分の好みじゃなかったり、チップを払うのが嫌で、しらけたお客さんになるのは、こっちもあっちもつらいもの。。。

手編みのサマーセーターを数枚購入。なかなかかわいいし、安い!うれし!
Got some nice summer sweaters Baby shoes

今晩は、カサに招待されてのクリスマスパーティーに参加。ごちそうになるので、ワインとジュースを買って行く。
部屋に戻ると部屋は掃除されていない。1日置きなのかな?

オーナーの家族と親戚、さらに宿泊客と友人たち?総勢30人ぐらいはいたんじゃないかな。美味しいごちそうをいただきました。
Christmas dinner @ Julio\'s casa Coconut and orange
キューバのクリスマスを体験できたのではうれしい、というか、それが今回の目的の1つだったんだけど、オーナー家族と親戚が夜遅くまでパーティーでうるさかった。仕方がないかな、家族団らんの日だからね。

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キューバ旅行 3 (サンタクララ)

Posted on 1月 19, 2012 in Cuba | 0 comments

2011年12月23日
この日は移動日。
サンタクララへバスで行き(所要3時間)、信用できるタクシーを見つけて荷物を預け、半日ほどサンタクララを一緒に観光して、そのあと、トリニダーまでそのタクシー(所要2時間)で行き、宿(予約済み)を取るという荒技。うまくできるかなー。
7時半に朝食。7時40分にチェックアウト。
4CUCでバスターミナルまでタクシー。
ホテルで手配した予約券(11CUC/人)をバス乗車券に変更。
エアコンの効いたバス、快適。8時15分出発予定が8時半出発。
薬を飲んでずっと外を見ていたので、酔わずに済んだ。
トイレ休憩あり。私もデビッドも25セントCUCコインがなくて、トイレのチップあげすぎ。
サンタクララ到着。降りるとすぐに宿やタクシーの勧誘。
一人決めて交渉は始めるが私たちがスペイン語ができないのと、彼らもやることやるにはネットワークが必要で数人なぜか集まってしまう。でも私たちの要求(数時間観光に付き合い、そのあとトリニダーまで運転していく)を受けてくれる人が見つからず、でも値段の交渉は落ち着いた。行きたい観光スポットが3つあったが、一番近いMonumento Ernesto Che Guevaraチェ・ゲバラの霊廟へ馬車で連れて行ってもらい、荷物はそこの施設の荷物預かり所にお金を払って預け、霊廟とその下にある小さな彼の記念館に入る。お兄さんはその間にタクシーを見つけてくるという段取りに。彼の名前はDuniel。全然英語が通じない。
彼女は日本に出稼ぎに出ているらしい。日本食レストランで働いていると言っていたけど、怪しい仕事でないことを祈る。
チェ・ゲバラの霊廟には彼の遺骨が眠っている。彼は次の革命のためボリビアに行ったけど、成功せず殺された。骨はキューバに戻され、ここに埋めらている。

そのあとどこかいいレストランない?と聞いて、彼が連れて行ってくれたところはなかなかいいレストラン。デビッドがDunielをランチに誘った。彼は最初断るがデビッドも押しが強く、ほかに運転手とその車の所有者なのかよくわからないがもう一人男の人がいるのに彼らは車で待たせて、Dunielだけ誘う。私は彼とは話も通じないし、一人普通に注文したら$20はかかるレストランでおごるの?ちょっと、えっ?まじ?と思ったけど、デビッドがおしゃべりを楽しみたいなら(結局、会話は勘違いばかりであまり通じていなかったけれど〜!)仕方がないかと私もしぶしぶOK。$20ってキューバの医者の1ヶ月の給料なんだけど?それを外国人値段でわざわざ地元の人にごちそうするってデビッドふとっぱら〜!と思ってしまいました。
Great meal彼も遠慮なくビールとロブスター注文しているし〜!(すいません、私、ケチなおばさん化しています。)
たぶん、ごちそうになったらチップはないな、と彼も思って、それなら食べたいもの頼もう〜!と思ったのだろう。
それにしても、ここのレストランかなかな良い。彼はここの責任者とお友達みたい。私のロブスター入りのパエリアすごく美味しくて量も多かった。デビッドが頼んだロブスターも値段の割に2匹のロブスターで大満足。客は私たちだけなんだけど、ギターのおばさんが歌い始めて(うまい!)、すでにけっこう予算オーバーなのに、この人にもチップ払わなくちゃいけないなーとか、そういうことを考えてしまう。食事後、レストランの責任者には店の奥に連れて行かれて、デビッド葉巻購入しちゃうし・・・。たばこは「百害あって一利なし」。キューバの葉巻が有名だからといって、私は一切興味はなし。っていうか、煙が大嫌い。でも煙にはなぜか好かれており、近くで吸っている人がいると風向きは必ずこっちなんだよね。むかつくー。
次のチェゲバラの革命発起の場所へ着いて最後別れ際に、デビッドはなんと、交渉した料金のほかに、彼に$20のチップを渡しているではありませんか?何やっているの?気は確か!?と思ってしまいました。彼は私たちに2人にキスしてさぞかし喜んでいました。そりゃそうだ。医者の給料1ヶ月分の食事ともう1ヶ月分のキャッシュを1日でもらったのだから。
デビッドになんでそんなことするの?と聞くと、クリスマスだから誰かの天使になりたくて、だって!
。。。わかりました。そういうことですか。
すぐに財布のことを考えてしまう私。それならそうと早めに教えてくれればいいのに。はらはらしてしまう。
う〜ん、それはそれでいいけど、それでは、医者(カナダのでも日本のでもどちらでもいいが)の1ヶ月分の給料分の豪華食事と、もう1ヶ月分の給料のキャッシュを贈ってくれる天使は私たちに現れてくれるのかなーと願わずにはいられませんでした〜〜!現れる訳にゃい!

話は戻るけど、パエリア多すぎてお持ち帰りにしてもらい、それが夕食となったので、かなりお得だった!それが天使だったと考えるか〜?苦笑
Paella with lobster and seafood Lobsters

チェゲバラの革命発起の場所というのは、チェ・ゲバラが政府軍が乗った列車を襲撃したところ。その跡地に列車がそのまま配置され、革命の場所として保存されています。閑散としていたけど、きれいに保存されている様子でした。
Monumento a la Toma del Tren Blindado Monumento a la Toma del Tren Blindado

もう1つチェゲバラと子供の像も訪問。なんだか、ミニチュアの人々(一緒に革命で戦った人たち?)がゲバラの肩の上やベルトバックルの中にいて、ちょっとシリアスさに欠けるけど面白い像。
Monument of Che & child Monument of Che & child
Monument of Che & child Monument of Che & child

On the way to Trinidad Entering Trinidad
タクシーで無事7時ぐらいにトリニダーに到着。
タクシーの運ちゃんは車の窓から空き缶を捨てた以外はいい人だった。
ここでまた事件。
この運ちゃんはトリニダーの人ではないので、私たちの行きたい宿(「カサ」と言って、家の部屋を旅人に貸し出す宿)がどこにあるかは正確には知らないので、街に着くと通りかかりの人に聞いてくれた。若いあんちゃんが「それはうちのファミリーがやっている宿だよ、案内するよ」と言ってタクシーに乗り込んでくる。そんな偶然!すごい!と思ったけど、デビッドの言っていた話を思い出す。
トリニダーでは、泊まる宿が決まっていても、道に迷っていると「その宿はいっぱいなの。うちに泊まりなよ」と連れて行こうとする輩がたくさんいるとガイドブックに書いてあるので気をつけようとデビッドが話していたのだった。
私たちの宿おの名前は「フリオの家」という宿でデビッドのガイドブックでは一押しのカサとして紹介されていた。それにあやかってか、「フリオの家は今日はいっぱい。妹の家の方に泊まって」と青年は言う。私たちは予約しているし、いっぱいだとしても大丈夫なはずと言うが、聞かない。電話確認もせず、名前も聞かず「いっぱいだ、こっちに泊まれ」なんて絶対変だと思い、でも車に乗り込まれちゃったので、一応行ってみることに。着いた。私はタクシーで待機。デビッドと青年は宿に入って行き、話をする。女主人はフリオの妹を演じていたそうな(笑)。
1週間分すでに料金払い済みなので、なにも追加で支払うことなく1週間泊まるよ、と言ったらどうなっていただろうか。そしたら追い出されるのか。現に1泊分はホントに前払いしているのだ。
結局デビッドはあきれて怒って、そのまま出て来た。もちろんだ。でも、これで信じちゃう人もいるみたい。
さっさとタクシー出してもらい(タクシーの運ちゃんも無駄骨運転で迷惑かかっちゃってんじゃんねー)、目がぎらぎらしていない地元の主婦っぽい人に住所を聞いてやっと到着。タクシーの運ちゃんにもチップをいくらか払って別れる。ありがとうございました!

宿に着いて、フリオに聞く。妹はいますか?いないってーー!やっぱり!

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