8月3日(金)前半
自由の女神訪問は予約制。天気の様子も見たいので1週間前に予約するよりは2〜3日前に 予約するのがよいかも、ですね。前日予約はだいたい満員で厳しいので2日以上前ぐらいに予約した方が良さそうです。この日は残念ながら少しガスっていましたが、とりあえず晴天でよかったです。
10時発のツアー。時間ぎりぎりセーフで到着。フェリーに乗り込みました。10時に出発で、自由の女神像とエリス・アイランドに行って戻るツアーで、出発時間以外は自由行動で、何時のフェリーで移動してもOKです。
料金には、オーディオ・ガイドも含まれています(ガイドにはオーディオは別で、なしだと少し安い料金が載っていましたが、チョイスがなくなったようでした)。この夏は、工事中のため、自由の女神の中には入れませんでした。残念!
Governers Islandを通り過ぎ。。。
見えてきました!あれ、その帽子、新しいですか?
お土産屋さんも混んでいましたが、made in China ばっかりで、「アメリカの」お土産がないですね!これはホント、ちょっと本質的なことを考えた方がよいのではないかなと思います。アメリカを象徴する自由の女神のお土産ですよ!なんで made in China になってしまうんでしょうか。ということで、私はお土産のデザインをふむふむと見るだけで、何も買わず。 made in US じゃなくても売れるということはあまり気にしない人が多いと言うことでしょうか。安さには変えられないのでしょうか。デザインがアメリカでなされていれば、made in Chinaのタグは気にならないのかもしれないですね。私は大いに気になりますが。
ラルフローレンがオリンピックのユニフォームのデザインの依頼を受けて、中国で生産しちゃって、問題になっていましたが、同じことですね。
ラルフローレンが批判されるんだったら、こういうアメリカ代表するお土産物が中国産というのも批判されるべきだと思います。
と言いつつ、どうしても欲しいものは made in China でも買っちゃいますが(説得力なさげ・・・)。それはアメリカのお土産として買うのではなく、モノが気に入ったから購入ということで。
お土産屋さんのドアの取っ手がトーチ。そして自由の女神のバービーちゃん。
エマ・ラザルス(Emma Lazarus)の像と、その他設計者などの像。
自由の女神の台座にはエマ・ラザルスの詩が刻まれています。
“The New Colossus”
「疲れし者、貧しき者を我に与えよ。自由の空気を吸わんと熱望する人たちよ—–。身を寄せ合う哀れな人たちよ。住む家なく、嵐にもまれし者を我に送りたまえ。我は、黄金の扉にて灯を掲げん」
生きる道を探して、夢を探して、アメリカにやってきた人たち。自由の女神に歓迎されて降り立つ新しい土地。
希望と不安を胸に1200万人の人がここから入国しました(1892〜1954年)。
国も変わり続けなければいけないけれど、エマの詩のような初心を忘れず、もともとどなたさまの土地だったのか忘れず、移民の国だということを忘れず、夢高き自由の国であり続けてほしいです。
フェリーにまた乗り、今度はエリス・アイランドへ。こちらには移民についての博物館がありました。
2010年11月にNHKで放送されたアメリカに移民した日本人の話『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』を見ましたが、ああいう感じだったのかなと想像しました。もちろん東海岸ですから日本人はほとんどここから入国しなかったと思いますが、ヨーローッパからの移民がたくさん到着し、言葉もわからない不安の状況の中で、手続きを終えて、上陸していったのでしょう。そして2%の人は上陸できずに。
条件を満たせずに強制送還を強いられ、それが家族と引き裂かれて1人老人だとしても、帰国しなくてはいけなかったなど、とても悲しいエピソードも残っていました。
医学的スクリーニング、検疫で引っかかってこの島に何ヶ月も滞在しなくてはいけない人もいました。まあ、追い返されるよりずっとよいですが。
右の大きな部屋は、移民登録所。大勢の人が並んで、名前や出身地を登録していきます。ここで英語が分からなくて、出身地名が自分の名前になってしまったり、聞き間違いでスペルが違って登録されてしまったり、など頻繁に起こったらしいです。
「夢に生きるアメリカの背中のように」
AskaさんのNever Endという曲で、こんなフレーズがありますが、アメリカの何を思い描いてそう歌うのでしょうか。
made in china気になるですか? 私はそう言う仕事に就いて来た方なので 知った時はかなりショックだったし 意見に反対って訳じゃないけど、この世の中こんなことだらけです。
made in usaになると 旅行の記念のお土産として買える値段には到底ならないよね。数倍の値段になるはず。
ラルフローレンに限らず殆どのブランドがそうで 私もフランスのそこそこのレベルのブランド名が付いた衣料品を委託加工してました。 勿論雇われですけど。 フランスのブランドと日本の企業がライセンス契約し 生地やボタン、ファスナーなどのパーツは日本から中国に送られ 中国で生産 日本に逆輸入してました。 なのでデザイン、企画パーツは日本 組み立てが中国と言うと納得せざるを得ないかな。 えっ?フランスのブランドですけど?
フランスのブランドだけど、デザインと素材指定のみフランスなんですね!素材も作る場所も売る場所もフランス外。面白い。
あっ、made in Chinaが悪いとは全然思っていないです。うちにもmade in Chinaのモノ溢れています〜。
メーカーはできるだけ予算を下げてモノを作りたいですし、消費者もモノが安いに越したことはないですしね!ちゃんとした企業はmade in Chinaでも品質にこだわりがあり、自国での生産したものと代わりないものを作っている。その揺るがないものに惚れ込んでいる消費者はmade in Chinaでも買うと思います。でも、国を代表するようなオリンピック関係やお土産関係のものは、ちょっとなーと思ったのです。
掘り下げて考えると、組み立てが中国なだけで、あとは全部日本とかアメリカでもmade in Chinaって付いちゃうシステムもちょっとなんだかなーとも思いますね。
ベトナムのお土産でもらったものをよく見たらmade in Chinaって書いてあって、でも生地はベトナムなのだろうか?とか、考えます。